投資超初心者さんに贈る！投資歴20年の私の胸にストンと落ちた、金言3選

FP2級と整理収納アドバイザー2級、デジタル整理アドバイザー２級の資格を持つ2児のママ、かずえです。就職してから貯めた自分のお給料で、初めて投資をしてから約20年。その間には良い思い出も苦い失敗もあるけれど、これから投資をはじめようとしている方に、私が今までの経験を通じて得た金言をご紹介します。

父からもらった金言

団塊世代だった父は、株式や不動産など様々な投資をしていました。幼少期からその体験談を聞いて育った私に、父がくれたアドバイスは『投資をするなら、ドブに捨てたと思う金でやれ』でした。
今日、明日の生活に必要なお金を使って投資をすると、必ず儲けなければ！早く儲けなければ！失敗は絶対に許されない！など、とにかく血眼になって切羽詰まってしまいます。そして、精神衛生上もとてもよくない上に、失敗したら明日から衣食住にも困る生活になりかねません。

私が就職してからお給料を貯めて初めてした投資は、そんな父の影響をうけて身近だった株式投資でした。某家電メーカーの株を購入して『天井(株価が一番高くなる時)で売るのは無理だから、○○円になったら売り抜けるぞ！』とドキドキしながらこまめに相場をチェック。その結果で得た、初めての利益は25万円ほどでした。

夫からもらった金言

夫も独身時代から、株式投資やFXをするなど投資への興味と経験がある人でした。ある日、私が「初めて投資信託をすることにしたよ！でも、よく分からないんだよね。。。後進国の債権で作られたファンドで～」と一通り説明しました。返ってきた夫のアドバイス『投資信託はいいけど、後進国の債権？その銘柄に興味あるの？』投資先がよく分からないのなら、辞めたほうがいいんじゃない？と言われて、私はハッとしました。

私がその銘柄を選んだ理由は、数字だけ。証券会社のＨＰに記載されていた、その商品の過去の実績という数字だけを見て購入しました。選ばれている後進国の経済状況も知らないし、債権って何なんだろう？という知識もない。情報源がないからいつが売り時かなぁという目星もつけられないし、リスクとリターンが見合っていないなと感じました。
妙に納得した私は、損してでもいいや！とその投資信託を売却しました。確かに損はしたけれど、良い勉強代だと割り切って早めに損切りできて良かったと思えた苦い経験です。

私から贈りたい金言

これから投資をはじめてみようかな？と考えている方に、私からのアドバイスは『小額から、まずやってみよう！』
生活に直接影響のないお金で、小額からまずはじめてみることが大切だなと感じます。株式投資をするには、まず証券会社で口座開設する必要があるなら、迷わず開設する。投資信託をするためにも必要な手続きがあるなら、手続きだけしてみよう！こんな感じで小さな一歩を踏み出すと、その先に試しに少し購入してみよう！と思ったときに、チャレンジするハードルが下がります。

私は数年前に、ビットコインを買ってみよう！と思い立って手続きを開始。まずは数万円購入してみて、どんな感じなのか眺めていよう～と軽い気持ちでした。すると、たまに相場をチェックするようになるし、なんでこういう値動きになるのかな？どういう時に上がったり下がったりするのかな？など、ビットコインを持っていなかったら知ろうともしなかった情報に興味を持つようになりました。

思っているほど投資は怖くない！まずは一歩、踏み出してみて

まずは小さな一歩を踏み出してみると、きっとニュースを見る目が変わってきます。毎日毎日呪文のようにアナウンサーが唱えている、日経平均株価って何なんだろう？何を買うにも値上がりしているけど、逆に売ろうとしたら相場が高騰していて以前より高値で売れる物もあるのね！と気づいてみたり。

きっかけは、口座開設キャンペーンをしていておトクだから！でもよいと思うので『ドブに捨てたと思う金額』から、『興味が持てそうな』ものを、『まず、はじめてみよう』と気軽にチャレンジしてみたら、世界を見る目が変わって新たな扉が開きますよ。

・記事を書いたのは・・・かずえ
3歳と0歳の姉妹ママ。整理収納アドバイザー、デジタル整理アドバイザーとファイナンシャルプランナーの資格を活かして、家の中も家計も無駄なくスッキリ整える暮らしを実践中。

※投資には元本保証はありません。損失のリスクも検討し、自己責任のうえで行ってください。