【防災】北海道胆振東部地震を経験!わが家が災害に備えて心がけていること
北海道在住のサンキュ!STYLEライターのむらせです。
2018年9月6日、北海道胆振東部地震を経験しました。
当時住んでいた地域では直接大きな被害はありませんでしたが、震度5強を観測。そして北海道全域で停電に。復旧したのは2日後のことでした。
当時長女は生後2ヶ月。さらには家を建てている途中でした。
当時の経験を踏まえてわが家で気をつけていることをご紹介します。
大きな家具を置かない
わが家にある大きなものといえば、冷蔵庫と猫のケージくらいです。
他には倒れる危険のあるような大きな家具などは置かないようにしています。
家具を買い足さなくてもいいように、家を建てるときにパントリー、脱衣所、本棚など棚を作りつけてもらいました。
棚の中も、収納ケースを使っているのでもしも地震で棚のものが落ちたとしても被害が最小限で済みます。
棚の上のほうには重いものを置かないことも意識しています。
寝室にはできるだけものを置かない
北海道胆振東部地震が発生した時、午前3時07分でした。
当然家族みんな寝ていましたが、当時夫は本棚の隣に寝ていました。夫は漫画を900冊以上持っており、本棚に囲まれている状態でした。
普段は一度寝たら起きない夫ですが、その時は緊急地震速報の音で目を覚まし倒れてくる本棚を必死に押さえていました。
もしもあの時、目を覚ましていなかったら…と思うとゾッとします。
現在は2階の廊下に作りつけてもらった本棚に漫画を収納しています。
そのときの経験から、寝室にはできるだけものを置かないようにしています。
布団を片付ければほぼ何もない空間に。何かあったときにすぐ情報を得られるよう、テレビは置いています。
リモコン類やティッシュなどは、壁にフックを取り付けて引っ掛けて収納しています。
食器棚を持たない
大きな家具を持たないというところにも繋がっているのですが、わが家には食器棚がありません。
キッチンに置いている3段ワゴンの上段にコップ類を収納しており、そのほかの食器はすべてシンク下の引き出しに収納しています。
なので食器棚が倒れてきたり、中の食器が落ちて割れるということがありません。
また、収納スペースが限られているため食器をむやみに増やすこともなくなりました。
充電は万全に
長い時間停電していたので、電化製品はもちろん充電が必要なものの使用にも気を使わなければなりませんでした。
特にスマートフォンは離れている家族と連絡をとったり、テレビの代わりに情報を得るためにも必要だったため節電モードにしたり、モバイルバッテリーで充電したりしてちょっとずつ使っていました。
また、掃除機は充電式のコードレスを使っていたため停電時でも掃除をすることができました。
もし食器などが割れた場合は掃除機が使えると便利ですよね。
モバイルバッテリーを用意しておく、充電式の家電を使用している場合は常に充電をしておくといざというときにも安心です。
家族に合わせた備えを
当時長女は生後2ヶ月の赤ちゃんでしたが、地震や停電のストレスから授乳できない状況になってしまいました。
まだ液体ミルクが出回っていない頃だったのでとても困りました。
小さな子どもがいるとミルクやおむつなども必要ですよね。
ドラッグストアに行こうにもものすごい行列で、欲しいものも買えなかったという話も耳にしました。
停電で冷蔵庫も使えなかったため、常温で保存できる食品を常に置いておくことの大切さも痛感しました。
特別なものをそろえたり過剰にストックを持つ必要はないと思いますが、普段から使っているものを少し多めにストックしておくことをおすすめします。
災害を経験したときや他の地域で災害が起こったときに、防災について意識するかたは多いと思いますが時間が経つとその意識が薄くなってしまうことはありませんか?
過度に恐れる必要はありませんが、常に「もし今災害が起きたらうちは大丈夫か?」を意識して生活することを心がけていきたいです。
◆記事を書いたのは…むらせ
コストコと業務スーパーでよくお買い物する年子の姉弟ママ。
他にも KALDI、3COINS、無印良品などみんなが好きなものはだいたい大好き!
おすすめの商品情報やズボラが生み出したラクする家事ワザで毎日を楽しく過ごすお手伝いができたらいいなと思っています!