転勤妻になってポジティブマインドになったわたし

サンキュ！STYLEライターの塚本美帆です。今日は結婚して波瀾万丈？だったこの10年間を振り返ってみようと思い、パソコンに向かっています。お付き合いいただければ嬉しいです。

結婚を機に転勤妻になる

わたしは幼少期を千葉県で過ごし、初めての就職も実家から通える幼稚園を選びました。
その後異業種への転職も経験しましたが、関東圏から出ることもなく、やりたかった仕事でキャリアを積むこともできました。
終電を気にせず仕事が出来るように、職場から徒歩圏内に部屋を借りるほど、生活の軸が仕事だったのです。

たっぷり独身を楽しんだのちに結婚し、ハネムーンから帰ってきた翌日。主人の転勤が決まり（これ、転勤族あるあるみたい）、大号泣で退職を決意したのが、ちょうど10年前のこと。
最初の転勤先は関東から遠く離れた雪国（青森県）で、知り合いはひとりもいない地でした。
今まで忙しかった日常が一転し、毎日美容カウンセラーとして数十人の患者さんと対話をしていた日々から、主人が帰宅するまで一言も発しないことも。
自分の存在価値までも見出せなくなり、今思えば、メンタル崩壊の一歩手前だったなぁと感じています。

Instagramで見つけた居場所

そんな時、妊娠が発覚。マタニティ情報が欲しくて始めたInstagramが、わたしの価値観を大きく変えるのです。
同じような悩みを抱えた転勤妻さんとの繋がりができ、共感を得ることで「1人じゃないんだ」と感じることができるようになり気持ちも安定。長男を産んでからは、早く我が子にお友だちを作ってあげたいなと思うようになりました。

そんなことを考えているうちに、次の転勤が決まり、また1年足らずで引っ越しを経験してします。
場所は岩手県盛岡市。割と転勤族が多い地区でした。そこで初めて、Instagramで出会った友だちとリアルに対面します。お互い子どもがお腹の中にいる時からやり取りをしていたこともあって、全く違和感なし。「遠い親戚よりも近くの他人」といいますが、慣れない土地、初めての子育てを幾度となく救ってくれたのは、同じ境遇で頑張っているママ友の存在でした。

知らない土地でママサークルを立ち上げる

転勤妻のわたしが欲しているのならきっと需要があるはず！そう感じて作ったのが、転勤妻を中心としたママサークル。
初めは自分のフォロワーさんに声を掛けてのランチ会からスタート。
フォロワーさんがフォロワーさんを呼び、地方誌にも取り上げられて、活動開始から2年弱で100組近くの親子が在籍してくれました。
活動自体は２ヶ月に1度、イベントを企画する程度でしたが、普段から声をかけあってランチをしたり、公園や児童館に行ったりと、お互いの子どもの成長を見守りながら、みんなで子育てをすることができたなと感じています。

3度目の転勤で更に経験値がUP

転勤族の過酷さは、数年単位で基盤がまたゼロベースになるところ。子どもの転園・転校だけでなく、生活圏ががらりと変わるので、また土地勘をつけるところからスタートしなくてはなりません。生活リズムが整うまでがかなりのストレスなんです。
ただ、いい点もたくさんあって、色々な土地を巡りながら、文化や名産品を味わえたり、家族の絆もぐぐぐっと深くなります。

3度目の転勤（京都）で長男が幼稚園に入園。このタイミングで、偶然Instagramで見つけたポイ活にどっぷりハマり、お得講座の講師やライティング、Instagramでお得を発信するようになります。

経験こそ財産！わたしが「今」できること

東京に舞い戻ってきたのは4年前。
次男の入園を機に、パート保育士として社会復帰。
現在は次男がお世話になった幼稚園で保育補助として働きながら、ご縁があってサンキュ！STYLEのライター兼インスタグラマーとして活動しています。
こうして書き出してみると、本当に落ち着かない人生だな…と（笑）。
ただひとつ言えることは、ゼロベースこそチャンス！！ということ。
新しいことを始めるのに、遅いということは絶対にありません。
置かれた環境も人それぞれですが、まずやりたい事が見つかったら「できない理由」ではなく「できそうな方法」から考えて、チャレンジしてみることをオススメします！
そして経験と同時に、人とのつながりは財産です。こちらも大切にしていきたいですね。

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気になること、聞いてみたいことがあれば、コメント欄 or Instagramまでメッセージをくださいね！

著者：塚本美帆
幼稚園教諭、保育士免許取得後、私立幼稚園に勤務。その後、美容医療に興味を持ち、某大手美容外科に転職。美容カウンセラー責任者として、新人教育や新規クリニックの立ち上げを経験。現在は転勤族の妻となり、私立幼稚園に勤務しながら、ポイ活やお得を駆使して「病まない子育て」を発信しています。