【収納】調理器具を無理に減らさなくても良い収納法!
モノが多め、片づけズボラ家族と暮らす整理収納アドバイザーであり、サンキュ!STYLEライターの清江です。
みなさんのお宅では、調理器具はどのくらいお持ちでしょうか?
調理器具とは、お鍋やフライパン、まな板、ボウル、ざる、菜箸やフライ返しなど、料理するときに使う道具全般のことを指しますが、今回は、おたまやフライ返し、菜箸、計量スプーンなどの調理器具に焦点をあてて、収納法をご紹介します。
収納場所はどこがオススメ?
食材をフライパンで炒めたり、お鍋で煮込んだりする場所。つまり、加熱調理するコンロ近くに収納するのがオススメです。しかし、すべてを収納してしまうと取り出しにくい、戻しにくい、乱れて使いづらい事象が発生してしまいます。そうならないために、分散収納しているわが家の事例をご紹介します。
わが家での分ける基準として、主に「使用頻度」。使用頻度を3つのレベル「1軍・1.5軍・2軍他」に分けて、収納場所を変えています。
1.使用頻度が高い1軍アイテム
ほぼ毎日使う「調理スプーン・菜箸・トング」は、スタンドに立ててあえて出しっぱなし収納に。食材を炒めたり、茹でている最中に必要となり使うことが多いため、ノンアクションで取り出せる場所にしています。
2.使用頻度が中~高い1.5軍アイテム
毎日または毎月使う「フライ返し、ピーラー、マッシャー、ミニスプーン、すりおろし器等」は、コンロ近くの引出しに収納しています。引出しを開けたときに、「何が?どこに?」あるのか分かるように、量を絞り、カテゴリごとに分けておくと見た目も美しく、使いやすい収納となります。
3.使用頻度が低い2軍他アイテム
2軍他とは、「2軍」は数か月~1年に1回は使う、「他」は、使うかもしれないからなかなか捨てられないアイテムとなります。これらは、コンロから離れた場所でもOK!いざ使いたいときに、取り出せることができれば良いです。わが家では、パントリー棚にざっくりとまとめて隠す収納しています。
例えば、お鍋に使うときのお玉、お好み焼きを焼くときに使うフライ返し、ピザカッター、泡だて器(大・小)、大きいサイズのお玉、長いサイズのフライ返しなど。これらの中には、使うかもしれないと捨てられないモノも含まれておりますが、無理に捨てず2軍ボックスにまとめて収納しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
調理器具を多めにお持ちの方は、必ずしも同じカテゴリーの調理器具を全て同じ場所に収納する必要はありません。
使用頻度や動作動線にあわせて、収納場所を使い分けることも一つの収納法です。
ちなみに、わが家では、お好み焼き用のフライ返しは使っても年に数回程度のため2軍アイテムに分類しましたが、1軍アイテムであるご家庭もいらっしゃるかと思います。ご家庭によって、1軍、2軍アイテムが異なりますので、ご自身のライフスタイルを考えながら、収納場所を決めると使いやすい収納となります。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター 清江
整理収納アドバイザー。モノが多くてもスッキリ収納や家族に寄り添うおうちづくりを目指して「整理収納」「子どもとの片づけ」「インテリア」を中心に紹介しています。