片付け苦手夫との暮らしをストレスなく過ごす為のコツ

2020/05/10
  • 8坪の狭小住宅3階建てに住む整理収納アドバイザー。6歳&11歳ママ。無印ニトリ100均収納が得意。もっと見る>>

8坪の狭小住宅3階建てに夫・娘2人と住みシンプルライフを目指す整理収納大好き!ライターのmiokoです。

私の夫は片付けが苦手。そして捨てるのも苦手です。整理収納大好きの私と結婚して12年、夫を見てきて確実に夫が変わってきている事を実感しています。いまだに衣類や靴下が床に脱ぎ捨ててある事はありますが、何とかストレス無く暮らせるようになるまでに。私がしてきたことや考え方のコツをご紹介したいと思います。

夫の片付けレベルに合わせた収納を徹底的に作った

ウォークインクローゼット内の夫の身支度コーナー

片付けが苦手な人はものを使ったあとに放置してしまいます。それはその人に合っていない収納方法、つまりはレベルが高い収納なんです。私が夫の収納を作る時に考えた事は

・使いやすく
・戻しやすく
・見てすぐ分かる事

ウォークインクローゼットの一番手前の使いやすい位置に夫の身支度コーナーを作っています。会社の身支度はこちらで全て完結。スーツ類、ネクタイ、ベルト、ハンカチ、時計なども全て一度で見える位置に置いています。(会社用バッグはラックに引っかけています)帰宅後もスムーズに戻してくれるようになりました。

簡単な収納


使う時はどんな場所でも取りに行きますが、戻すのが面倒だと放置されます。
そして見てすぐ分かれば、引出しを開けた時に他のものに影響せずに取り出す事が出来ます。すぐにもののありかが分からないと全部出されて適当に戻されるので散らかります。

また、引出しは仕切ると使いやすいのですが細かく仕切り過ぎると戻すのが苦手な人は戻してくれない事が多いです。ものを少なく厳選したり、放り込むだけの簡単な収納にする事で元に戻すモチベーションを保ったままものを使う事が出来ます。

夫のちょい置きスペースをリビングに作った

右のリビングチェストの引出しが夫専用

夫のものがリビングに放置される事が多かったのですが(財布、名刺、薬、手紙、仕事のものなど)夫専用のスペースを使いやすい位置に作る事でリビングの散らかりを防止しています。リビングチェストの引出しを夫専用のちょい置きとして使用。とりあえずこの中に入れてもらう事を念押しして、入っていればOKとしています。仕事関係のものは左下のファイルボックス1つを利用してその中に収めてもらっています。

中身のぐちゃぐちゃが見えても、私の管理外だと割り切る事で気になりません。私は触れずに夫が管理しています。

自分の価値観を押し付けない

夫が散らかしたものを元に戻さないのは、散らかっていても気にならないからでした。ずっと片付けてくれない夫にイライラしていた私は夫に片付けを強要したり嫌味を言ったりしました。しかしそれらは全て逆効果だったんです。

一番効果があったのは「気付かせる」事でした。とにかく私が自分のものを手放して私のスペースを整えました。夫と共用しているウォークインクローゼットは夫の衣類の方が遥かに多いですが何も言わずに放置。すると夫が私に影響されて着ない服を捨てたり、自ら片付けてくれる事が多くなったのです。

衣類が少なくなったウォークインクローゼットは夫も使いやすいと実感したようです。人は一度良い状態を味わうとそれをキープしたくなるもの。その効果が表れたようでした。

左の衣類が夫、右が私 夫の衣類の方が多い

以前の夫は探しものばかりしていて、日頃ものを捨てている私が捨てたのではないかと疑いをかけられる事もしばしば。しかし捨てられない夫も徐々に私に影響されてものを減らし始めています。片付けが苦手な人はとにかくものを減らして管理する労力を減らしていく事をお勧めします。

特に思い出のものが捨てられない夫。裏を返せば思い出を大切にしてくれる優しい人。ものを片付けない捨てない事にイライラする事はありますが、そんな風に折り合いを付けてストレスなく暮らしています。

◆記事を書いたのは・・・mioko
狭小住宅3階建てに住む整理収納大好き!11歳と6歳の女の子のママ。
狭いスペースですっきり暮らすコツ、オススメ収納グッズを使った整理収納術をご紹介。

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