元片づけられない夫が片づけ上手に!私がしてきた3つのこと
8坪の狭小住宅3階建てに家族4人で住む整理収納アドバイザー&ルームスタイリストのmiokoです。
私の夫は片づけが苦手。捨てるのはもっと苦手です。そんな夫でしたが、今ではスペースに合わせたものを持ち、片づけてくれるようになりました。そして、私が疲れて寝落ちした時には、何とキッチンをリセットをしてくれるまでに。結婚十数年経過しましたが、私がしてきたことをご紹介します。
クローゼットを夫専用にした
以前は、夫婦一緒にクローゼットを使用していました。もともとスペースが狭かったこともあり、寝室のクローゼットを夫専用に。(私の冬物コートだけ一部収納)今まで夫は、ハンガーに掛けないでベッドに放置したり床に置いたりしていましたが、徐々に掛けてくれるようになりました。手前に一時衣類置き場を作ったのも効果がありました。
私の衣類は、イケアのワードローブを追加して収納するようにし、個人がそれぞれ責任を持って管理するように。私のスペースが整っているのを見て夫もクローゼットを整え始めました。
クローゼットを全て夫に空け渡したことにより、夫もこれ以上は洋服は増やせないという精神的な抑止力が働き、1つ洋服を買ったら1つか2つ手放すということを徹底してくれるようになりました。たまに散らかることもありますが、サッと整えるだけで大丈夫なクローゼットになりました。
以前は夫とクローゼットの陣取り合戦をしていましたが、それが無くなったことにより私自身のストレスも減りましたよ。
スペースに合わせたものの持ち方をした
夫はとにかく捨てられない人。なので割り振られたスペースを限度としてものを持つことを徹底してもらいました。特に我が家は収納が少ないので、収納スペースの現状を説明してこれ以上はものが増やせないということを夫婦共通認識として話し合いました。
洋服(クローゼット)、靴、洗面所の個人スペース、リビングの個人スペースからものが溢れないようにしてもらいます。
ものが溢れそうになったら
・同じようなアイテムで減らせるものはないか
・時間軸で考えて使用していないものから減らせないか
を基準にものの要・不要を考えてもらいました。
夫以外のスペースを徹底的に整えた
夫が使用するスペースを決めるにあたり、重要なのは家全体の収納スペースがどのくらいあるのかを把握しておくこと。なのでまずは自分の身の回りを徹底的に整えました。
夫が管理する以外のスペースを徹底的に整えたことにより、徐々に夫の行動に変化が見られるようになりました。使ったものを元に戻したり、何かものを購入する時にはこれを手放すよと言ってきたり。
周りが整っているのに、自分のスペースだけ散らかっていると気になります。一見、遠回りに見えますが、本人の自覚を変えるのが一番の近道なのです。
相手は変えられない、しかし影響を与えることはできる
人は変えることができません。しかし人は影響を受けます。毎日一緒に暮らしている相手の行動が変わったら影響を受けないはずがないのです。
夫が捨てられない、片づけられないことに悩んでいるのなら、まずは自分から動いてみましょう。夫の行動を変えるために取った行動が、結局は自分にとっても心地よいものとなります。そんなあなたを見て、きっと何かを感じ取ってくれるはずですよ。
◆記事を書いたのは・・・mioko
狭小住宅3階建てに住む整理収納アドバイザー&ルームスタイリスト
11歳と7歳の女の子のママ
狭いスペースですっきり暮らすコツ、オススメ収納グッズやインテリアをご紹介