コツコツ貯蓄!つみたてNISAは思ったより難しくない!

コツコツ貯蓄!つみたてNISAは思ったより難しくない!

2020/02/20
  • IT系・金融系の会社を経営。2児の母。メンタルコーチやアスリートフードマイスターの活動もしています。 もっと見る>>

「つみたてNISA」という言葉が数年前からよく聞かれるようになり、気になっている方も多いのではないでしょうか。「つみたてNISA」とはいったいどのような制度なのか、ご存知ですか?

ライターの福田由季子です。今回は、コツコツ貯蓄にピッタリの「つみたてNISA」をご紹介します。

つみたてNISAとは?

つみたてNISAとは、ひとことで言うと、毎月決まった金額を投資するための制度です。長期にわたって積み立て貯蓄をしやすいように制度が組まれていて、得た利益に税金がかからないというメリットがあります(通常の株取引などでは利益を受け取る際に20.315%の税金がかかります)。

少額投資に向けた制度のため、1年間の上限は40万円(1ヶ月あたり3万円強)と決められています。

つみたてNISAの対象となる投資の内容は?

つみたてNISAの対象になっているのは、投資信託です。投資信託というのは、簡単にいうと「自分のお金をプロに預けて運用してもらう」という投資方法。難しいイメージがあるかもしれませんが、初心者にもよく利用されています。

つみたてNISAはどこで申し込む?

つみたてNISAは、証券会社や銀行で申し込むことができます。

投資経験があり、つみたてNISAの知識があれば、手数料が安くて商品数の多いネット証券を利用する人も多いでしょう。しかし一方で、ネット証券の登録中に分からなくなって断念したという投資初心者が多いのもまた事実です。

もしネット証券で分からなくなってしまったら、いつも利用している銀行の窓口で一度相談してみるのも良いでしょう。

銀行のつみたてNISAのメリット・デメリット

銀行のつみたてNISAのメリット

銀行のつみたてNISAには、次のようなメリットがあります。
- いつもの口座で手続きできる
- 店舗を持つ銀行なら窓口で相談できる
- 扱っている商品の種類が少ないので迷わず決められる

銀行のつみたてNISAのデメリット

一方、銀行のつみたてNISAには次のようなデメリットもあります。
- 選べる投資信託の種類が少ない

たとえばネット証券の場合、多いところでは150種類以上の商品の中から選ぶことができます。しかし、銀行の場合は数種類程度と商品数が少ないことがほとんど。商品数ではネット証券に大きく水をあけられています。

しかし、投資初心者がいきなり150種類もの中から商品を選ぶのは難しいため、銀行のように種類が少ないほうが分かりやすいという声もあります。たとえば、みずほ銀行の窓口で相談すると、次の3種類の中から選ぶように言われます。

- 堅実型(ローリスク・ローリターン)
- 標準型
- 積極型(ハイリスク・ハイリターン)

これなら、初心者でも分かりやすいのではないでしょうか。

つみたてNISAの口座は1人1つまでと決まっていますが、途中で変更することも可能です。まずは自分が安心して利用できる金融機関を選び、慣れてきたら金融機関を変えるというのも1つの方法としておすすめします。

つみたてNISAは元本保証?

投資信託は、元本保証されている金融商品ではありません。状況によっては元本割れしてしまうこともありますので、しっかり理解したうえで申し込みましょう。

ただし、商品によって「ローリスク・ローリターン」「ハイリスク・ハイリターン」など様々なタイプがあるので、心配な場合は「ローリスク・ローリターン」から始めるのも良いでしょう。

まとめ

今回はつみたてNISAのについてご紹介しました。「つみたてNISA」「投資」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、思ったより気軽にできる投資方法でもあります。ただし、つみたてNISAにはリスクもありますので、一度しっかり話を聞いてから申し込むことをおすすめします。

◆記事を書いたのは・・・福田由季子
IT×金融の事業を行う会社を経営。2児の母。銀座コーチングスクール認定コーチ。キッズアスリートのスポーツメンタルコーチとしても活動しています。

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