夫から「飲み会帰りにはいつも吐いてる」と告げられた話
先日久々の二日酔いを経験したサンキュ!STYLEライター・さださあやです。
翌朝は休日だったので、起きれず布団の中でダラダラ。同じく休日は寝ていたい夫と寝室で交わした会話が印象的で、夫婦を見直すきっかけとなりました。
今回はその話をさせてください。
久々の飲み会でフラフラした筆者
「飲み会」。元々積極的に好きな方ではありません(家で飲んだ方が安上がりだし)。ただ、行くとやっぱり楽しいんです。今回、職場の小ぢんまりとした飲み会があり、いつもよりハイペースで飲んでしまいました。
普段そこまで飲まないので、案の定帰る頃にはフラフラ。翌朝も頭痛がして、ウコンを飲んでおくべきだったと後悔。もしかしてフラフラのまま、夜に吐いていればもう少しスッキリしたのだろうか。ただ、筆者は吐くのが苦手。出産を2階経験していますが、吐いたことは1回だけ。
自分は吐けないのがわかっていながらも、このしんどい頭痛に耐え切れず、布団に横たわりながら隣の夫に「吐いたら楽になるのかな」と答えのない問いをぶつけました。
夫からの衝撃の告白
夫は「まあ、確かに楽にはなるんじゃない?」と。
「吐くのってコツがいるよね」
「そうだね、自分は30超えて何となくそのコツがわかってきたかな」
「え、吐いてるの?」
「実は飲み会の時は毎回のように吐いてる」
そんなこと一度も聞いたことなかった
衝撃でした。
夫は、飲んでも変わらず、豹変してしまった人のサポートに回るタイプ。結婚して13年、一度もお酒で荒れたところは見たことがありません。そんな人が何故…。
聞けば、飲み会に行くと自分のキャパを超えるほど食べてしまうようで、それで気持ち悪くなるとのこと。また、加齢のせいかキャパも少なくなったようで、若い時にはなかった感覚のよう。それで吐くコツを習得したらしく、飲み会の途中や帰り道で吐き、スッキリすると何事もなかったかのように戻れるそうです。
アルコールのせいじゃなくて食べ過ぎ…そして飲み会途中で涼しい顔してトイレで吐いて、同じような顔で席に戻る…しかも5年くらい前からずっと繰り返している…。二日酔いの筆者の頭には情報量が多すぎて、しばしフリーズ。
毎回飲み会の帰りは普通にいつもの夫で帰ってきてたのに…そんなことになってるなんて全然知らなかった。
何でショックを受けてしまったのだろう
筆者は医療人ではありませんので、それがどういう原因でそうなっているかはわかりません。心配はありますが、飲み会もたまにですし、楽になるなら夫のいいようにしてもらえたらと思っています。
ただ、5年くらい前からそうしていることについて、自分が知らなかったことが衝撃だったのです。
なぜ衝撃だったのか、たぶん、筆者は知らず知らずのうちに夫のことなら何でも知っているというおごりがあったのではないかと思います。気が合うから結婚して、結婚前も含めると15年くらい一緒にいて、お互いベストなパートナーだと思っている(はず)。
何でも知っていると思っていたはずなのに、知らなかったことがあった。特に夫も隠してたわけではないのですが、いわば筆者も知ろうとしていなかった。
いつの間にか、一緒にいることが当たり前になっていて、夫のことを興味持って知ろうとしていなかったのかも、と思いました。
夫婦の情報もアップデートが必要
付き合う前は「もっと彼のことが知りたい」、結婚してすぐは「ふたりの生活をより良くするために彼を理解したい」なんて思ってたのにね!
結婚して数年経って、子どもがいる生活になって目の前のことをバタバタこなして…。夫のことを「もっと知りたい」「理解したい」という感情が欠けていたことに気付かされたのです。
この衝撃はとてもいい反省材料になりました。これからは夫の蓄積データはこまめにアップデートしていこうという前向きな気持ちが生まれました。むしろ、知り尽くしてたと思ってた夫にまだ開拓の余地があったわけで、ワクワクする!
二日酔いはしんどかったけど、結果的には良かったのかな。そして、吐けない筆者はこれから飲み会前にウコンを摂取しておこうと誓ったのでした。
◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。