いちばん大事なこの場所に緊急事態宣言を出して!~主婦の本音~

2020/04/29
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やりくりマニアのサンキュ!STYLEライター・さださあやです。

最初は一部だけだった緊急事態宣言が全国に発令されてから半月近く経ちますね。生活面でも気持ちの面でも、誰もが「これまでと違う」という経験をしていることと思います。

一生懸命この生活に慣れようと奮闘していたのですが、とても身近なあの場所にだけ緊急事態宣言が出されていなかったことに先日気付きまして、その一部始終をここで綴らせてください。

それはつい最近突然にやってきた

筆者が住んでいる県は割と最近まで新型コロナウイルスの罹患者が出ていませんでした。また、全国一斉休校の措置が取られた際も独自に「休校はしない」と判断した地域だったので、最近まではいつもとそこまで変わらない生活でした。

それが変わったのが1例目が判明してから。1週間後には市内の小中学校が休校となり、職場も交代制出勤を取り入れるなど、全国から遅ればせながらもあっという間に「いつもと違う生活」がやってきたのです。

生活が変わっても平常心でいなくては

娘の保育園は休園とはなっていないのですが、どのみち大人が家にいるので休ませることに。小2と年長の子どもがいる中での在宅勤務のスタートです。子どもたちにも時間割を作って、ワークなどをやってもらえば仕事に集中できるはず!

家にいるとはいえ仕事をしているので、キッチンに立つ回数は減らしたい。いつものように作り置きも行い、お昼も弁当を作るなど生活も工夫しました。

食費も増えるけど、甘やかし家計簿を実践しているから少々増えても大丈夫。いつもの範囲でやれるはず!と構えていました。

だんだんと出てくる綻び……

いつもの生活を保ったまま、この変化に対応していこう、工夫をしながら頑張ろう。そんな風に思いならこの生活を始めました。

しかし、子どもたちは筆者が仕事をしていようが構わず話しかけてくるし、在宅勤務を始めたばかりで誰もが試行錯誤だし、気持ちはずっと張ったまま。

それにお弁当を作るのも面倒だし、買い物もなるべく回数を減らしたいからと余分に買いがちだし、これまでうまくやりくりしていた状況とあまりに違いすぎてどうも調子が狂う。

明らかに気持ちが落ち込むような出来事があったわけでもないのに、いつのまにか通常の生活ができないストレスが溜まっていたのです。じわじわと蓄積されたものだから、自分でも気づいていない状態。

それでもこの非常時を何とかして乗り切らなきゃと思っていたのですが、ふとした瞬間に糸が切れ、夫と大喧嘩してしまったのです。

今の状態って「日常」なの?

言い合いしている中で、次第に自分の本音が見えてきました。「いつもと違う」日常なのに、いつもと同じような生活をしようとしていたことに無理が来ていたのです。

食費もそう、娯楽費もそう。家に居て必要経費が上がっている状態だと、普段通りのやりくりでは、家計を圧迫するだけ。同じ予算でやりくりするにはどこか我慢をする必要があったのです。

国が「緊急事態宣言」を発令しているのに、わが家は通常稼働。そう、筆者は誰かに「ウチだって緊急事態だよ」と言って欲しかったのです。

変化を「日常」と捉えてもいい


他人に頼るなよ、という話でもありますが、何とかこの大変な状況を気合で乗り越えようと思い込んでいるから自分で気付くのが難しかったんですね。

自分ひとりが頑張っている状態だと勝手に思ってしまっていたので、夫との喧嘩は「今すぐうちにも緊急事態宣言出して、追加予算を承認してよ」と伝え、そうすることで解決。

誰か(というかこの場合は夫ですが)に客観的に状況を見てもらって、無理が出ていることをわかって欲しかった。ただそれだけなのに喧嘩にまで発展してしまったことは筆者の未熟さ故でしょう。

しかし普段やりくりを頑張っている人ほどこの罠にはまってしまう方も多いのではないでしょうか。普段通りの生活ができない日々が未だに続いています。これまでと同じ「日常」は一旦置いておいて、変わってしまった今を「日常」と考えることが、うまく生きていくヒントになるような気がします。この状況を乗り切るためのお金は、きっと全部「生き金」。自分が必要だと感じたのなら、きっと罪悪感なく使っていいものなのです。

結果的にわが家も追加予算を投入したことで、普段買わないような物を購入し新たな楽しさを発見したり、食事をテイクアウトで済ますことで家事の時間を減らし、家族団らんの時間を設けることができました。いつかこれまでの日常を取り戻せる日が来るまで、自分の気持ちと上手く折り合いをつけながら今の「日常」と向き合っていきたいと思います。



◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。追加予算のおかげで、これまで知らなかったコスパの良いものに出合えてちょっと嬉しく思っています。

計算中