コロナとやりくり~新しい生活の中での気持ちの変化~

2020/09/01
  • コスパ重視のやりくりマニア。「ゆるく・気負わず」をモットーに、年100万円貯金を楽しく継続中。もっと見る>>

お久しぶりです。サンキュ!STYLEライター・さださあやです。

自らのことを「コスパ重視のやりくりマニア」と名乗る筆者ですが、実はこの数ヶ月やりくりで悩んでおりました。

その原因は……そう、新型コロナウイルスの影響です。

一体何に悩んでいたのか?

新型コロナの影響で、収入に変化があった人も多いのではないかと思います。わが家は幸いにして変化はなく、これまでと変わらない生活を送れる状況でした。

これまでの生活の目指すところは、コスパの良さを重視して、なるべくお金を使わずに楽しくラクに暮らすというもの。○○円浮いた!とか、お得に体験できた!ということが大好きで、そのために情報収集をしていたものです。

しかしコロナで経済停滞のニュースを耳にする度に「なるべく使わない」という選択が果たして良いものなのかどうか、考えるようになってきました。

正解を求めて自分を苦しめる

これまでもそこまで経済を回していなかったわが家が、急にお金を使ったところで、微々の「微」にもならないかもしれないのは承知。ただ、使いたくても使えない人がいるのだから、変わらぬ生活を送れている分、積極的に使った方がいいのではないか、いや使うべきなのではないかと思うようになっていったのです。

とはいえ、他のやりくり上手さんはこの状態でも貯めている。その中で生まれる焦り、本当に使っていいのか?今はいいけどこの先どうなるかなんてわからないんだから、攻めたやりくりを行うべきではないか?正に堂々巡り。

そこまで難しく考えなくていいのに、性格なんでしょうね。そんな折、コロナの影響で仕事が忙しくなったのもあり、メンタルが弱っているのを自覚するようになりました。

「自分は自分」を忘れずに

ストレスを自覚できたおかげで、意識的に休むことを心がけました。そうすると、これまでは「○○するべき」に囚われていたことに気付きます。今年に入って生活様式がガラッと変わり、これまでと同じが通用しなくなったから、心のどこかで正しい答えを欲していたんでしょうね。

だけどそこには「自分がどうしたいか」が抜けていました。そこに向き合った結果、ストイックなやりくりは向いていないという結論に。あくまで自分はやりくりが好きなマニアなのであって、決して達人ではないのだ、と。

達人ではないからこそ

これまでも「甘やかし家計簿」など、ゆるいやりくりを行ってきましたが、これが自分のスタイルなのだと再認識したのです。そして、微力ながら経済も回す!

それは「使うべきなのでは」という思いではなく「使いたい」から。小さな街に住んでいるからこそ、地域のにぎわいを絶やしたくないな、と。

だから自分が目指すのは、その両立。自分が使いたいと思ったものには使うけど、やりくりも頑張る。結果的に大きな成果は残せないかもしれないし、目標としている1000万円やりくら~の道も少し遠くなるかもしれない。だけど「使う」と「貯める」のどちらも楽しむことが出来たら、それはそれで何か意味のある発信ができるのではないかと。

新しいライターさんも加入され、ますます賑わいを見せるサンキュ!STYLEサイト。その中で背伸びはせず、自分STYLEで執筆できれば……と思っています。改めてよろしくお願いします。



◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。

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