サボりたいけどサボれない!そんな時に作りたい包丁なしカレー

2020/10/21
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サンキュ!STYLEライターのさださあやです。

毎日頑張って家族のご飯を作っている主婦の皆さま、お疲れさまです。いくら料理が好きでも、毎日は結構大変ですよね。いわんや筆者のように料理が苦手な方々をや。本当に本当にお疲れさまです!!

日々のことですから、無理しないことが大事です。毎日毎日イチから全て自分で作らなくても、冷凍やレトルトの食品など便利なものを活用していくことで、続けることがグンと楽になります。

例えばカレー。レトルト商品もたくさん出ていますし、温めてご飯にかけるだけなのでとても便利ですよね。しかし、その便利さが仇となることがあるのです……。

レトルトカレーの落とし穴

温めるだけのレトルトカレーは長期保存もできますし、本当に便利な食品です。わが家でもローリングストックのひとつとして、常に家に置いています。子ども用のカレーにはシールがついていたりして、出すと息子や娘も喜んでくれます。

ただひとつデメリットがあるとすれば、その場限りの食品ということなんです!お代わりもできなければ、翌日の朝に残ることもない。

そのときは楽ができるけど、次の食事はいつも通り準備をしないといけないのです。

カレーだったら作るの簡単じゃない

では、カレーを作るのはどうでしょう。材料を切って、煮込んで、ルウを入れるだけと作り方も簡単。手軽な料理の代表格みたいなカレーですが……主婦の皆さんはお気づきですよね。実はカレーって結構面倒だということに。

何が面倒かって、野菜を切ること。何種類か用意して、皮を剥いて切る、というのは簡単そうに見えて案外時間がかかるもの。本当に疲れていて、もう作りたくないという時にはハードルが高く思えるのです。

でも一度多めに作ってしまえば、翌日に残すこともできて少しの間ご飯作りから解放もされる。そんなジレンマを解消する方法が、実はあるのです。

「切る」のをやめる

カレー作りで面倒なのが具材の準備。野菜を切ることに時間がかかるのなら、それをやめてみる。切らなくていい具材でカレーを作るのです。

わが家のオススメは次の2つです。

サバ味噌煮缶+カットトマト

一見、カレーにサバ!?しかも味噌?とひるんでしまうような組み合わせですが、これが合うのです。コクが出て、非常にクセになる味わい。これだけでもいいですが、切って冷凍していたキノコなどを加えるとボリュームもアップ!

肉団子+冷凍の和風野菜

煮物に使う和風野菜をカレーに入れると美味しいということは作って初めて知りました。パッケージに「アレンジいろいろ。カレーに」と書かれてなかったら挑戦しなかったと思いますが、野菜のゴロゴロ感が満足度を高めてくれるのです。この場合は、肉も野菜に負けないボリュームがある肉団子を使うのがオススメです。

包丁なしカレーの良いところ

包丁を使わず作れてラクというのはもちろん、具材が長期保存可能なものというのがメリット。

家に帰ってくるのが遅くなって、予定していたご飯を作るには時間が足りない……そんなときに冷凍庫や保存庫からパッと具材を出してチャチャっと作れるメニューでもあるのです。「ご飯作りたくない!でも今作っておかなきゃ次のご飯作りがもっとしんどくなる!」となけなしの力を振り絞ってご飯作りに向かう時、きっと大きな味方になってくれます。

余力があれば、玉ねぎだけ切って追加する、肉をひき肉に変えてみる、などアレンジも可能。もちろん、翌日の朝にも登場します。"次の日カレー"はチーズを加えてちょっぴり豪華にすると家族も喜んでくれます。

いざという時に頼れるお守り的存在

毎日のご飯作りは大変ですが、しんどい時でも「作ろうかな」と思えるハードルの低いメニューを自分の中で持っておくと、気持ちが楽になると思います。しかもその味が美味しければ、自分が楽なだけでなく家族も喜び互いにハッピー!

わが家では、翌日も楽したい平日の夜に包丁なしカレー、今とにかく楽をしたい&翌日が休みの夜にレトルトカレーが登場します。こうやって自分の家のリズムを掴むというのも日々のご飯作りを楽にするコツなのかもしれません。



◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。

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