不器用主婦の失敗談から学べ! 手作りマスクの落とし穴

2020/03/07
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「自分、不器用ですから…」を地で行くサンキュ!STYLEライター・さださあやです。


新型コロナウイルスの影響で、マスクが品薄。気付いた時にはドラッグストアから姿を消していたので、家のストックでまかなっていました。しかし、そろそろ底が見えてきた状態。相変わらず店にはないし、どうしよう。

そうだ!作ればいいんじゃない!!

この記事は、不器用主婦が無謀にもマスクを手作りしてみた記録です。先に言いますが、結果は失敗でした。しかし、その原因をお伝えすることで、読者の皆さまが同じ道を歩むのを阻めるのなら幸いです。

マスク作りにはコツがある!!

不器用なのにたまに来る裁縫ブーム

不器用で裁縫が苦手な筆者。これまで何度となく挑戦してきましたが、絶対近くで見てはいけない(縫い目の部分でね)の作品をたくさんこしらえてきました。

それでも不思議と何年かに一回は手芸ブームが自分の中でやってくるんですね。そんな時は裁縫が得意な実母に作り方を聞きつつトライ→思った作品ができずブーム終了という流れを繰り返してきました。

今回、自分の中のブームが来たというよりは新型コロナのせいで切羽詰まったという感じですが、いつものように母に相談。LINEで母がネットで見つけたという作り方(型紙付き)が送られてきました。

そうだ!マスクを作ってみよう!

その他自分でもネットで調べましたが、「簡単に作れる♪」という形で紹介されていたものが多かったので、いつのまにやら「わたしにも出来そう!」という気持ちになっていったのだと思います。

早速手芸店へ材料を買いに行きました。そこで驚いたのが、マスク用のゴムが売り切れていたこと。皆さんやっぱり買われるんですね。お店では、代わりになるものも紹介されており、筆者は細いヘアゴムで代用することにしました。

時間をかけて作ったマスクは可愛い


購入した夜に早速作成開始。不器用な上に手縫いというのも加わり、1時間半ほどかけてようやく完成。時間はかかったけれど、作り方自体は紹介されているように簡単でした。

選びに選んだガーゼの柄だったので、出来上がったマスクを眺めていると次第に愛着が湧いてきましてね。風邪の治りかけだったこともあり、翌日に早速装着。

なんか、ズレる…

長時間つけていると、少しずつずれてきます。ゴムで調整しても、ずれる。

もしかして、気付きたくなかったけど、このマスクサイズがあってなんじゃないの?

型紙は女性用の標準サイズで紹介されていました。自分の顔が女性用の標準サイズではないというダメージと、型紙の段階でサイズを確認しなかった自分を呪いました(型紙の段階では何となく大丈夫だと根拠なく思っていたのです)。

そして、縮む…

使った日の夜に洗濯機で洗いました。手洗いしないといけないかな、と思いつつも面倒が勝ったのです。干した後のマスクを見てみると…なんか小さい!

ガーゼって、洗ったら縮むんだ…

ショックを受けていると、娘の行動はお見通しなのでしょうか、実母がわが家にやってきました。

マスクが縮んでしまった原因

マスクはちゃんと作れたかと聞かれ、作ったけど洗ったら縮んだことを伝えると、「水通ししてなかったら当然だ」と言われました。

水通し?

どうやら、マスクに限らず布地は基本的に縫う前に水に通して縮ませておき、その後アイロンで布目を揃えてキレイにしておくという必要があるとのこと。

そして母は、その「水通し」と布目を揃える「地直し」をした布で作ったマスクを筆者にそっとくれたのでした。

はい、一目瞭然ですね。丁寧な仕事がいかに大事か、母が作ってくれたマスクがどれだけキレイか。

それに大きさ。母は娘の顔の大きさまで把握しているのでしょうか。筆者に教えてくれた型紙ではない作り方をしたとのことです。
ちなみに、母がくれたマスクは筆者がつけても若干大きめでした。しかし、小さいよりも断然いい!!

マスクを手作りする際の下準備のコツ

マスクを手作りする場合、大事なことが2つあると学びました。

●型紙の段階でサイズをしっかりと確認すること
●作る前に布の「水通し」と「地直し」をしておくこと

ハンドメイドが得意な方は既知の事実かもしれません。しかし、苦手だったりあまり裁縫をする機会がない方は…知らないですよね?ね?(同意を得たい筆者)

まだ終わりの見えない新型コロナウイルス騒動。マスク作りに挑戦する方も今後増えてくると思います。筆者のように失敗することのないように、手作りする際にはお気を付けください。

◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。

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