これだけでグッと楽に!年末調整時必ずやっておきたいこと

2020/11/06
  • コスパ重視のやりくりマニア。「ゆるく・気負わず」をモットーに、年100万円貯金を楽しく継続中。もっと見る>>

週5フルタイムで働くサンキュ!STYLEライターのさださあやです。そろそろ年末調整の時期がやってきますね。正社員や非正規に関わらず、給与所得がある人にお馴染みのあの用紙。毎年記入していても、どう書くんだったっけ?と悩んでしまいませんか?

今回の記事では、とっても簡単だけど、これをやっておくだけで年末調整の記入が楽になるテクニックをお伝えします。

そもそも年末調整とは

簡単にいうと、これまで給与から概算で差し引かれていた税金の過不足がないか調整する制度。年末調整=お金が返ってくるというイメージが強いですが、あくまで「調整」なので追加納税が必要になる場合もあります。ただ、住宅ローン(2年目以降)や保険料の控除もここで申告するため、年末調整をしたことによって税金が還付される人も確かに多いです。

面倒だけど、還付があるならきちんと事実に沿って入力した方がいいですよね。ただ、保険や税金の知識がないとちょっと難しい。筆者もひたすら「記入例」を見ながら試行錯誤して記入していました。

ちなみに令和2年度は改正事項が多く、筆者の場合は昨年よりも1枚提出する書類が増えていました。記入例を見ると計算も必要なようだったので気合を入れて向かったのですが、自分での計算が必要なのは年収900万円の人だけでした。楽で良かったけど……気合入れてた分、現実を突き付けられて少し悲しい……

ある工夫で記入ラクラク!

年末調整の最大の難関(と筆者は思っている)「給与所得者の保険料控除申告書」。ここに保険料控除の項目を記入する欄があります。正しく記入していないと、還付されるものも還付されないので大事なところ。しかし、前回書いたのは昨年のことなので悲しいことにどこに何を書くか覚えていません……

ここで登場するのが、昨年の年末調整書類のコピー!

保険料など変更項目があれば注意が必要ですが、非常に参考になるのです。記入する項目は大体同じなので、こういう参考資料があると、全くの「無」から始めるよりもグンと時短になります。

そう、年末調整書類を記入したらコピーを取っておく、これが記入を楽にする簡単なポイントなのです。

簡単だけど効果は◎

コピーして保管しておく。たったそれだけのことですが、筆者は数年前から実行して、実際に書類作成を後回しにすることが格段に減りました。

コピーした用紙は、毎月の給与明細などを保管しているファイルに保管しています。存在を忘れない場所に保管しておくのも大事なポイントです。

今年というよりは来年のためのテクニックですが、このテクを使えるのは年末調整のこのタイミングだけ。来年もきっとこの時期はバタバタとしているはずだから、未来の自分へのプレゼントのつもりでぜひトライしてみてくださいね。



◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。

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