「いつもと違う日常」からの散財…リカバリーする3つのコツ!
やりくりマニアのサンキュ!STYLEライター・さださあやです。
新年度が始まり、ただでさえバタバタな季節。さらに今年はいつもと違うこと状況に気持ちが落ち着かない方も多いのではないでしょうか。
やりくりマニアを名乗る筆者も、そういう時は普段よりも多くコンビニに行ったり、いつもの買い物でもあまり頭が働かず、気付けば余計なものまで買ってしまっていたなど、散財してしまう傾向にあります。しかし経験は宝、自分がそのような状況になったことがあるからこそ、そんな停滞モードを抜け出す術も知っています。
今回の記事では、そちらをお伝えしたいと思います。
散財から抜け出すにはコツがある
悩みがあったり、忙しい状況にあったりすると、家事をゆったりとする余力がなくなります。「ご飯を作る気がしない」からと総菜を買ったり外食したりというのが良い例ですね。また、そういう時こそものすごく甘いものや脂っこいものなど無性に食べたくなったりという現象が現れることも。そのためにお金を使うこと…ここではひとこと「散財」と言ってしまいましょう。
ストレスがかかってない状態だったら使わなかったはずのお金、我慢できればいちばんいいのですが、それが出来たら悩みません。散財をやめたいけど、気持ちが落ち着かない。
その状態を繰り返し経験していた筆者が分析するに、散財から抜け出すためには3つのコツがあると気付きました。
その1:冷静に現実を見つめる
まずは、散財している状況から目を逸らさず、現実を見つめましょう。今、自分はどういう状況なのか。ご飯づくりがしんどいのか、毎日スイーツを買ってしまっているのか、何に対してお金を使っているかを把握するのです。
ここでのポイントは、それの良し悪しをジャッジしないこと。目的はあくまで現状把握であり、反省ではありません。出来れば「いくらくらい使ったか」と「使ったことで得られた心の平穏」も思い出してみると効果的です。
その2:多めの予算設定をする
予算を決めて月々生活している方なら、思い切って予算を変えてみるというのもテです。例えば、外食費を設けてみる、総菜を買ってもオーバーしないよう食費を増やしてみる、お楽しみ費を作る、などです。
突発的な出費がさらなるストレスを生んでいるのですから、その出費を突発的でないものにすればいいのです。逆説的なテクニックですが、そうすることで「お金を使いすぎてしまった…」という自己嫌悪から離れることができるのです。
その3:思い切って諦めてみる
こう言ってしまうと身も蓋もないですが、開き直ることも大事です。ストレスがかかっている状態こそ“普段と違う”ということなわけですから、そんなときに“いつもと同じように”と言ったって難しいのが当たり前。まずはそれを認識しましょう。
「こんな時に散在しないなんて無理」と頑張るのを一瞬諦めるのです。散財した自分を責めるのではなく、甘やかしてみる。その方が客観的に状況を見ることができるはずです。よって、「散財をやめる」のではなく「どうしたら普段通りに戻るのか」というところに自然と気持ちが向かいます。
状況と感情を冷静に見つめよう
どの方法にせよ、散財してしまった自分を責めないというのが最大のポイント。先が見えなくて不安だからこそ、どうしたらいいかわからなくなってお金を使ってしまっているだけ。不安を抱えている「今」は永遠ではありません。いつか状況が変わる時がきっと来ます!
筆者はこれまでそういったピンチに陥るたびに、状況を客観視し、不安を大きくさせないことを意識してきました。状況が落ち着いたら散財もなくなるとわかっているだけでも、焦りは少し減るはずです。
もちろん今の状況はこれまでとは訳が違います。だからこそ、一生懸命頑張っている自分を責めず、なんとかやり過ごしてほしい。1日でも早く、多くの方がいつも通りの日々を取り戻せますように…。
◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。