最大5000円に上乗せ可能！「マイナポイント」で得する小技

上半期が終わってしまったことに驚きを隠せないやりくりマニアのサンキュ!STYLEライター・さださあやです。

7月といえば、小売店でのレジ袋の有料化スタートの話題が巷を賑わせていますが、もうひとつ大きなニュースといえば「マイナポイント」の申請受付開始。

実は筆者、まだマイナンバーカードを持っておらず、先日ようやく申し込みを終えました。市役所に届くのを待っている状態なので、今はまだマイナポイントの申請ができません。

出遅れた！とは思いましたが、逆に良かったと思うことも。このマイナポイント、調べるとよりお得に使う方法があるようですよ。

そもそもマイナポイントとは？

「マイナポイント」とは国がマイナンバーカードとキャッシュレス決済の普及のために行う施策のこと。キャッシュレス決済サービスと個人のマイナンバーをひも付けた上で利用すると、その金額の25％（最大5000円分）が還元されます。

25％還元は、ものすごい数字です。クレジットカードの還元率も1％あれば「高還元率！」と言えるくらいですから、25％というのがとんでもない数字だということがわかります。そうそうない機会なので、ぜひ利用したいところ。

利用するには何が必要？

こちらの施策、元々がマイナンバーカード普及を狙ったものですから、25％還元の恩恵を受けるにはもちろんマイナンバーカードが必要になります。

マイナンバーカードを作るには、
①スマホまたはパソコンからオンラインで申請
②証明用写真機による申請
③郵送による申請
という方法があります。

筆者はスマホで手続きしてみましたが、マイナンバー通知カードにあるQRコードを読み取って手続きすると、5分程度で申請が完了しました。面倒だと思ってこれまでカードを作るのを避けてきましたが、こんなに簡単ならもっと早く作っておけば良かったと痛感。

申請方法の詳細は政府広報にオンラインに詳しく掲載されています。

ただし、手続きは簡単でもマイナンバーカードが手元に届くのは1ヶ月程度かかるとのこと。交付通知書がハガキで届くので、それを交付場所に持参、本人確認の上で受け取ることができます。

マイナポイント申請に乗り遅れた！

筆者はマイナンバーカードを申し込んだばかりなので、手元にはまだありません。つまりは、マイナポイントの申請もまだできないのです。

やりくりマニアとして大失態！乗り遅れてしまったと落ち込んでいましたが、マイナポイントのことをいろいろと調べているうちに、そうでもないことに気付きました。

どのキャッシュレス決済でも同じ、ではない！

マイナンバーカードにひも付けできるキャッシュレス決済は一人ひとつ。クレジットカードや電子マネー、プリペイド式カードなど様々なサービスから選ぶようになっています。

どのキャッシュレス決済も還元率は25％と同じ。どれを選んでも同じ……かと思いきや、サービスによって差が出てきているのです。

例えばWAONの場合、還元率は25％なのですが、さらにWAON特典として10％上乗せするというキャンペーンを開始。なので、最大5000ポイント+最大2000ポイント=最大7000ポイントが帰ってきちゃうのです。

「ゆうちょPay」や「auPAY」も同様のサービスを行っています。また、このほかにも各社工夫を凝らしたキャンペーンが登場しています。

じっくり考える期間も必要

危なかった……もし手元にマイナンバーカードがあったら汎用性の高いクレジットカードをすぐに登録するところでした。まさか上乗せキャンペーンが行われているとは。

実際にマイナポイントのサービスが開始されるのは2020年9月1日からですので、今すぐ登録するキャッシュレス決済を決めなくても十分間に合います。

マイナポイント申請は始まったばかり。これからどんなキャンペーンが登場するのか、しばらくはアンテナを張っていると良いかもしれません。

筆者は還元率を重視しつつも、日常遣いがしやすいキャッシュレス決済をじっくりと選ぼうと思います。みなさんもぜひいろいろ検討してみてくださいね。

◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。マイナンバーカードの申請ではなかなか納得のいく写真が撮れず、顔写真撮影がいちばん苦労しました。