失敗しない便利家電の買い方は?片付けのプロは◯◯で試す
こんにちは!
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの藤野ことです。
テレビやネットで話題になり「私も使ってみようかな?」と買ってみたものの、やっぱり使わなくて後悔した便利家電ってありませんか?
試してみたいけど、長続きするかわからない。
そんな便利家電を買うときに、私が決めているルールを紹介します。
便利家電は厳選しない
私の場合、掃除機や洗濯機など生活に欠かせない家電は徹底的にリサーチしてから購入します。
ですが、便利家電を検討するときは、口コミは参考にする程度にとどめています。重視しているのは「価格」です。
何かを始めるときは、まず形から入っていいモノを買うこともありますが、便利家電はとにかく安いものを選んでいます。なぜならば、本当にずっと使うかどうか、自分に自信がないからです。
せっかく高いお金を出して買ったのに使わなくなってしまうのはもったいないですし、「高かったのに……」と思うとすぐには処分できません。
安ければお試し感覚で購入できるので、手放しやすくなります。人に譲ったり、フリマアプリに出品したりしても、捨ててしまうよりは罪悪感がありません。
実際に手放した便利家電はどんなものがある?
実際にわが家が低価格で購入して手放した便利家電を3つ紹介します。
勘違いしないでほしいのは、価格が安いから使いにくかったわけではないということ。あくまでも使ってみて自分には必要ないと判断したものです。
ホームベーカリー
家で焼きたてのパンを食べたくて購入したホームベーカリー。最初こそ楽しくてよくパンを焼いていましたが、だんだんと使用回数が減っていきました。
その理由は、
・私以外の家族はどちらかというと「ごはん党」
・つくりすぎて家族がパンに飽きてしまった
・作業スペースが狭くなってしまい、使わないときは移動させなければならないのが面倒くさい
などがあります。
それでも3〜4年くらいは使いましたが、最終的にホームベーカリーをお試ししてみたいという友人に譲りました。
ふとんクリーナー
花粉症で布団が外干しできないので、以前は布団乾燥機と布団クリーナーでお手入れをしていました。
ですが、布団もOKの掃除機に買い替えてから、布団クリーナーの出番が激減。掃除機を買い替えなければ、もう少し使っていたかもしれません。
これが手放すタイミングだなと判断し、使いたいという友人に譲りました。
靴乾燥機
息子が中学生のとき、部活で土日も履いているので、なかなか洗えなかった上履きと運動靴。
帰宅後に洗って、翌日に持っていけるようにと購入したのが靴乾燥機です。
とても便利ではありましたが、部活がなくなると同時にまったく使用しなくなりました。
まだ処分はしていませんが、今後も使用する予定がないので、友人に譲るか、フリマアプリで売ろうと思っています。
使用期間が限られるなら、安いものでも十分!
いつまで使うかわからない、あるいは使用期間が短いとわかっているなら、家電といえども安いもので十分です。
今の家電は安くても性能がいいものが多いですし、まだ使えるものなら同じように試したいと思っている人に譲りやすくなります。
値段が高くても長く使えるいいモノを選ぼうという風潮もありますが、それはモノによります。特に便利家電は使ってみないとどこまで使うことになるのかは未知数。
だったら、安いもので試してみて、これからも絶対に使うと判断できた時点でいいモノに買い替えるというというのを、私が便利家電を買うときのルールにしています。
実際、フードプロセッサーは自分にとっては必需品だと思い、しばらく使ったあとに性能のいいものに買い替えました。
便利家電を買うときは早まらないことが大切だなと思っています。
◆記事を書いたのは…藤野こと
整理収納アドバイザー、住宅収納スペシャリスト、ライター。資格を活かして、快適に過ごすための家事・収納の仕組みづくりを考案中。整理収納のノウハウと主婦の知恵を発信しています。