暑さで疲れた体にしみわたる!ビタミンたっぷり真紅のひんやりスイーツ

2020/07/24
  • メディカルハーブコーディネーター&スポーツフードアドバイザー。野球少年&少女2児の母。 もっと見る>>

こんにちは。メディカルハーブコーディネーター&スポーツフードアドバイザーのあおきゆみこです。
今年は例年より梅雨が長く続いていますが、日中30℃を超える日もあり、そろそろ梅雨明けを迎える地域も多くなりそうですね。我が家では、毎年6月初めに仕込む梅シロップが暑い夏に活躍します。今回は、梅シロップとハイビスカスティーを使って暑い夏に不足しがちな栄養素を補い疲れた体にしみわたる、ひんやり美味しい色鮮やかなスイーツをご紹介します。

ビタミンたっぷり!梅とハイビスカスの寒天ゼリー

暑い夏に向け、5月末から6月上旬にかけて青梅で梅シロップを作られるかたもいらっしゃると思います。自作ではなくても、夏になると梅シロップや梅ジュースを店頭で見かけることが多くなります。梅はクエン酸やリンゴ酸などの有機酸やビタミンB類、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウムなどのミネラルを豊富に含んでおり、熱中症予防や疲労回復にもよいとされる食材です。
梅ジュースのみで作るゼリーも美味しいですが、今回はクエン酸やカリウム、鉄などを含み暑さや運動後の疲れた体におすすめのハイビスカスティーと梅シロップを合わせた寒天ゼリーの作り方をご紹介します。アセロラのような甘酸っぱくてスッキリした味わいのゼリーです。

材料(プリンカップ4~5個分)

梅シロップ … 100ml
乾燥ハイビスカスティー … 3g
水 … 500ml
粉寒天 … 3g

左が乾燥ハイビスカスティー、右が自家製梅シロップ

作り方

1.お湯で温めたティーポットに乾燥ハイビスカスティーを入れ、沸騰したお湯(水500mlを沸かしたもの)を注ぎ入れポットの蓋をして3~4分蒸らす。

2.1でできたハイビスカスティーを400mlだけ鍋に移し、粉寒天を入れ火にかけてかき混ぜふつふつとしてきたら弱火にし2分程度煮溶かす。

3.2に梅シロップを加えてよく混ぜ、粗熱が取れたら水にぬらした容器(プリンカップやタッパー型保存容器など)に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。

冷凍庫で固めるとシャーベットに!!

梅とハイビスカスの寒天ゼリーを冷凍可能な保存容器に入れて凍らせると、シャーベットになります。冷凍庫に入れて2~3時間後に一度フォークでグルグルとかき混ぜて、さらに冷やし固めるとシャーベットの完成。口に入れた瞬間ひんやりシャリっとした後にトロっと溶けていく食感が◎です。

抽出したハイビスカスティーの残りは…

ゼリー用に抽出した後、他のドライハーブを加えたブレンドハイビスカスティー

ゼリー作りに使ったハイビスカスティーの残りですが、私はカモミールやエルダーフラワー、ローズマリーなど好きなハーブを追加し熱湯を注いで、ブレンドハーブティーにしています。ハイビスカスの主要成分の多くは最初の抽出時に出てしまいますが、色や香りは2番抽出でも楽しめ、その時の気分にあったハーブをプラスすることで美味しく飲め、癒しのひと時を過ごせます。

今回はハイビスカスティーを使いましたが、他のハーブティーも梅シロップとの相性が良いものが多いです。ご自宅に梅シロップとハーブティーがある方、この夏ぜひ試してみてください。

※ ハイビスカスの安全性について
『メディカルハーブ安全性ハンドブック』(メディカルハーブ・広報センター監修)では、クラス1に分類され、「適切に使用する場合は安全に摂取することができるハーブ」となっています。

記事を書いたのは…あおきゆみこ
メディカルハーブコーディネーター&スポーツフードアドバイザー。育ち盛りの小5野球少年と小2野球少女の母

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