汚部屋を卒業した主婦が「ここだけはミニマル」にしているもの4つ
シンプルな節約・コンパクトな暮らしで年340万円を貯金した、節約シンプリストのサンキュ!STYLEライターちぃこです。
汚部屋の住人でしたが、今では自然とミニマルな暮らしにシフトしています。ミニマリストに憧れているけど、完璧にはなれない…という方でも、部分的にならミニマリストになれます。
今回は私が「ここだけはミニマルにしているもの」について4つご紹介します。
1.洋服や靴、バッグ類
元々はクローゼットに入りきれないほどの服を持っていました。バッグに関しては雑誌の付録についているミニバッグやトートバッグたちで棚が散乱、靴は何年も履いていないものでいっぱいでした。
全く着ない服を出さないためにも、クローゼットの中身を循環させる。その為の最適枚数を考え、「ワンシーズンで10着前後あれば良い」という結論に至りました。
洋服と同様に靴は3足、バッグは4つあれば十分ということも分かったので、常に何かを欲していたマインドから「今、必要なものは既に持っているんだ」というマインドに変わり、たくさんの服飾品を欲しいと思わなくなりました。
2.食器、キッチングッズ
100円ショップで可愛い食器やマグカップ、便利なキッチングッズを見つけては衝動買いをしていました。
料理が苦手なので「可愛いお皿があれば料理も捗る」と思っていましたが、現実は甘くありませんでした…。
いつも使っているのはシンプルな白いお皿ばかりだったので、思い切って使用頻度の高い1軍だけを残して他は手放しました。
スペースにゆとりができたことで取り出しにくかった食器がスッと取れるようになり、見た目もスッキリ。キッチンが使いやすいことで料理のモチベーションが高まることにも気づきました。
物が少ないことでモチベーションって高まるんだ!という、新たな発見でした。
3.掃除グッズ
食器と同様に「苦手な掃除も便利グッズがあれば捗る」と思い込んで100円ショップやホームセンターで洗剤やグッズを物色していた時期がありました。
確かに便利なのですが、ゴム手袋が必要なくらい強力な洗剤だと準備が面倒で結局1回だけ使ったきりだったり、掃除する頻度が低い場所のグッズや洗剤は存在を忘れてしまったりと使いこなせていませんでした。
洗剤はウタマロクリーナーを使い始めてからこまめに掃除をするようになり、強力な洗剤を使わなくなりました。掃除グッズは古着をウエスにしたり、捨てる直前の歯ブラシや食器用スポンジを使うことでほとんど買わなくなりました。
4.書籍、雑誌類
転勤族で引っ越しが多いため、手持ちの本が多いと荷造りも大変です。本が大好きで漫画や雑誌も合わせたら年間100冊以上は読みますが、今は図書館を利用したり電子書籍を利用しています。
紙の本を手元に置いておく基準は「特にお気に入りで、また読みたい本」のみ。夫と共用の本棚に入るだけ持つようにしています。
最後に:物を持たない「豊かさ」を知りました
汚部屋の住人だった頃は「物があればあるだけ暮らしが充実する」という考えでしたが、実際はそうではありませんでした。
使っていない物に囲まれている生活は便利ではなく、不便だったんです。必要な時に必要な物が見つからなくてイライラしたり、不用品でスペースを圧迫されて居住スペースが狭くなったり、視界がごちゃついて毎日だるかったり…。
完全なミニマリストではありませんが、物を少なくすることで住む家の選択肢が増えたり、掃除がしやすくなって毎日気持ちよく暮らせるようになりました。
本当の豊かさとは、物の量に比例しないのだなと感じています。
▶この記事を書いたのは…ちぃこ
シンプルな節約・コンパクトな暮らしで浪費家と汚部屋の住人を卒業。「家事は適度に、簡単に」がモットーです。