別々の学校の小学生同士が集う?!さまざまな「こどもの居場所」

こどもが心からくつろげる「こどもの居場所」って?私たちにできること

2024/09/26
  • 主婦からWEBライターに転身。小学生を育てる二児の母。近所で浮かない等身大のママコーデを発信します!もっと見る>>

こんにちは!サンキュ!STYLEライター桐生 奈奈子です。先日サンキュ!のイベント「サンキュ!24秋・明るいミライフェス」へ行ってまいりました。フードや美容などさまざまな専門家や企業がお話されていましたが「こども家庭庁」の取組のひとつ「こどもの居場所づくり」についてのお話に深く共感したので、シェアさせていただきます。

こどもの居場所が昔よりもなくなったと思う2つのこと

環境の変化で地域のつながりが薄くなってきた

自発的にくつろげる「こどもの居場所」って?私たちにできること

この日のお話では、つながりが薄くなっていく地域の中で、こどもが育ちにくいという背景が問題とされ「こどもの居場所づくり」をこども家庭庁が国を挙げて行っているということを知りました。確かに、私たちの小さい頃よりも特定のお友達としか遊べなくなってきなたと感じます。昔は連絡網を見ればクラス全員の電話番号がわかったので、親同士の連絡が取りやすかったですが、今は親の連絡先を知るのが大変だなと感じます。少し挨拶したいときなど、親の知らない家庭のお友達だと困りませんか?いろいろなお友達と遊んだり関わることはこどもにとっていいことだと思うけれど、なかなかできないのが現状ですよね。

自転車を練習できる場所が少ない

こどもの居場所

昔は、近くのコンクリートで自転車の練習をしていましたが、今はツルツルとした地面で走りやすそうな場所は自転車禁止になっていること、ありませんか。自転車禁止に限らず、運動が好きなこどもになって健やかに育って欲しいと願っている親は多いはずなのに、昔に比べるとボール遊び禁止・自転車禁止の公園が多くなりましたよね。筆者の近くの公園はボール遊び・自転車を使うことはOKですが、でこぼこしているので自転車の練習としては、少し不向きかも。ただ、ここしかないので練習している人をよく見かけます。

こどもが主体的に活動するのを支援する「こどもの居場所づくり」

自発的にくつろげる「こどもの居場所」って?私たちにできること

サンキュ!24秋・明るいミライフェスでは「こどもまんなかプロジェクト」の一環として、世田谷区にある中学校の跡地にした無料で利用できる施設について詳しく紹介いただきました。そこに集う小学生のお友達は、みんな学校が違うということもあるのだとか。そこでバスケットボールの練習をしたり、こどもたちが主体となって縁日を開くこともあるのだそう。もちろん、何もしなくてもOK。自由に過ごしたくて来るこどももいるのだそうです。そういったコミュニティスペースがあると、こどもたちの心の支えになりますよね。お聞きして、とてもワクワクしました!

私たちにできる第一歩は「関心を持つこと」

自発的にくつろげる「こどもの居場所」って?私たちにできること

お話を聞くまで知らなかったのですが、実は全国のいろいろなところや企業で「こどもまんなかプロジェクト」を進めているのだとか。まずは、こういうことが行われていることを知って、関心を持つことが第一歩ではないでしょうか。

施設に行くだけがすべてではない

自発的にくつろげる「こどもの居場所」って?私たちにできること

そんな素晴らしい施設は近くにないから…と諦めてしまいそうですが、施設に行くだけがすべてではないそうです。習い事に打ち込むためのコミュニティに参加することもそうだし、オンライン空間でもこどもにとって居心地がいいと思える場所があることが「こどもまんなかアクション」につながるのだそう。

筆者のやっている「ファミサポ」もおすすめ

自発的にくつろげる「こどもの居場所」って?私たちにできること

筆者はファミリー・サポート・センター「ファミサポ」に、かれこれ9年くらい登録しております。「利用したいお母さん(親)のサポートをする」というのが内容で、上の子の習い事中に小さな赤ちゃんを見ているときもあれば、保育園の送迎の間に合わないお母さんの代わりに保育園へ行くことも。このほか、病院へ行く、リフレッシュしたいときに利用するなどさまざまです。空いた時間にできる有償ボランティアだと思って登録したのですが、小学生の兄妹が小さなこどもを世話している光景はあまり見かけないので、サポートしている側にとっても成長させてもらっていると実感しています。毎週のように送迎するようになると、年の離れた従兄妹のような存在になっているのでしょうか。お友達とも身内とも違う特別な関係です!

「子連れのお母さんに電車で席を譲る」ならできるかも!

自発的にくつろげる「こどもの居場所」って?私たちにできること

電車でベビーカーを乗せた子連れのお母さんに声をかけることも、立派な「こどもまんなかアクション」です。声をかけられて席を譲ってもらったことも、譲ったこともありますが、どちらも気持ちが優しくなってほっこりします。

こどもたちが居心地がいいと思える場所や人を見つけて、気持ちよく育つ環境がつくれたら未来が明るくなりますね。視野の広がるお話を聞かせていただけました!

◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター桐生 奈奈子
シンプルで大人が着やすいファッションスタイルを心がけているアラフォーママ。活発な小学生男の子女の子を育てる2児の母として、リアルに着られる、等身大なママコーデやライフスタイルを発信します。

提供/こども家庭庁

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