今年もあと3ヶ月!片付けや大掃除をやり遂げるための基本の方法

2021/10/11
  • 大好きなおうちで家族と快適に過ごす方法を日々模索する整理収納アドバイザー。小学5年生と1年生の母。 もっと見る>>

整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのたけうちゆうこです。

いよいよ今年も10月に突入。年の瀬に大掃除をしようと気合を入れたものの、結局バタバタしてあまりできなかった経験はありませんか?過去のわたしも、年の瀬にあれもこれもと欲張って、でもあんまり思ったほどできず、中途半端な状態で新年を迎えるなんてこともよくありました。そんなわたしに足りなかったことは計画を立てることでした。
残りの3ヶ月で掃除や片付けをやり遂げる方法を今回はご紹介します。

1、大掃除や片付けをしたい場所を書き出す

大掃除や片付けをしたい場所はどこですか?
キッチン?玄関?リビング?クローゼット?お風呂?寝室?子供部屋?ざっくりと思いつく限りノートに書きだしてみてください。書いてみたら、その中をさらに細分化します。
例えばキッチンであれば、食器の整理、冷蔵庫の掃除、換気扇掃除、パントリーの整理。
リビングであればエアコンの掃除、ソファの掃除、ゲームやDVDの整理。ここは思いつくままにできるかどうかは別としてやりたい事を記入していきます。

2、優先順位をつける

やりたいところを可視化したら、次にやることは優先順位をつけることです。A(優先度高)、B(優先度中)、C(優先度低)と印をつけていきましょう。


3、かかる時間を予想する

次に優先順位にかかわらず、すべてのことにどれくらいの時間がかかるかを予想して記入していきましょう。
だいたいの予想で構いませんが、全体的に少し多めに見積もっておくことをおすすめします。

4、手帳に予定を書き込む

ここまで来たらあとはやることをスケジュールに組み込んでいくだけです。
優先度高のAの場所からスケジュールに入れていきます。B、Cは後半に入れていきましょう。
とはいっても無理なスケジュールを組んでしまうと結局挫折してしまうことにもつながります。できるだけ、余裕を持ったスケジュールを組み、もしできなかった場合の予備日をあらかじめ設けるなどするといいかもしれません。

5、プロに依頼することを検討する

お掃除はプロにお願いするとお金はかかりますがラクにキレイにできます。掃除は一部外注にすることも視野に入れてみましょう。
エアコンや換気扇の掃除を何年もやっていなければ業者に依頼するのもいいでしょう。お風呂やトイレなど水回りの掃除はまとめて依頼すると意外と安くやってくれる場合もあります。1年間家事を頑張ってきた自分へのごほうびに掃除を外注することを検討してみてはいかがでしょうか。

6、11月中旬~下旬に再度見直し

10月に作成した掃除や片付けのスケジュールが11月以降うまくいかないこともあるかもしれません。その場合は再度やりたい場所を書き出し、優先順位をつけ、改めてスケジュールに組み込みます。
できなかった時に全部諦めてしまうのではなく、優先度の高い部分だけでもやることにすればいいんです。もしくは思った以上に予定が進み、優先度の低い部分もできる場合もあります。

片付けや掃除をやって気持ちよく新年を迎えよう

今年もあと3ヶ月ある、なんてのんびり構えているとあっという間に年の瀬はやってきます。片付けや掃除はどうしてもあとまわしにしてしまいがち。しかし、片付けて掃除のしやすい環境を作ると気持ちよく過ごせるのは間違いありません。
あとまわしにせずに片付けや大掃除をやり遂げるために必要なのは計画を立てることです。
現状自分が何に困っていて、何を優先的にやりたいのか、かかる時間はどれくらいで、自分が片付けや掃除にどれくらいの時間をかけられるのかを明確にします。何から何までやろうとせず、ポイントを絞ってやることが大切です。

計画が立てられればあとは実行するのみ。自分のペースでのんびりやるもよし、家族を巻き込んで楽しみながらやるもよし、2022年の始まりをスッキリした気分で迎えるのは難しいことではありませんよ。

◆この記事を書いたのは…たけうちゆうこ
整理収納アドバイザーで小5娘と小1息子の母。
ズボラでめんどくさがりでも、大好きなおうちで大好きな家族と快適にここちよく暮らせる方法を模索中。

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