ドキッ!とする子どもの一言で思い出した『心の土台を育む4つの幸せ』

2022/02/08
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【整理収納×時短家事】で家族の暮らしをラクにしたい!小学5年生と中学1年生の2人兄弟のママでサンキュ!STYLEライターの田中ゆみこです。

いつになったら子育てがラクになるんだろう…そう思いながら、もう12年が経ちました。2人兄弟の子育ては本当に大変!小さかった頃も大きくなった今も、大変さは変わりませんが、先日、ちょっとドキッとしたことがあったのでその時のエピソードをご紹介します。

1歳3カ月年の差兄弟

2人の兄弟が勉強している 、 子供たち、
miya227/gettyimages

2学年差の兄弟ですが、実際は1年3カ月差。上の子が7カ月の時に下の子の妊娠がわかった時、周りの人から「上の子を大切にしてあげてね。」と声をかけてもらい、意識して長男に心をかけてきました。

その気持ちが次男にも伝わっているのか、次男は物心ついた時から「おれのこと大切じゃないん?」と私に聞いてきました。その度に、「あなたもお兄ちゃんもとても大切な存在だよ」と声をかけたのを覚えています。

長男は小さい頃からよくお手伝いをしてくれ、助けてくれる心やさしい子でした。…が一方、次男は言うことを聞かず、自分の主張ばかりして困ることも多かったので、私の気持ちが子どもに知らず知らずに伝わっていたのかもしれません。

先日、長男に手伝ってもらいながら夕食を作っている時、次男が突然叫びました。

「本当はオレだって役に立ちたいねん!!!」
ドキッとする言葉でした。

子どもの「心の土台」を育む4つの幸せ

独身時代、職場の上司に「人には、1.褒められたい、2.認められたい、3.人に必要とされたい、4.人の役に立ちたい、という4つの鯛(たい)が住んでいて、その気持ちを満たしてあげることが大事だ。」と教えてもらったことがあります。

次男から「本当はオレだって役に立ちたいねん!」と言われた時、上司の言葉を思い出し、4つの鯛(たい)は子どもの心の土台を育み、子育てにも通じる言葉であることを痛感したのです。

「掃除も手伝いも絶対しない次男」と決めつけていたのは私で、次男も本当は「役に立ちたい!」と思っていたことを初めて知りました。次男の気持ちが分かってあげられなかった自分がくやしく、次男のやさしさに胸が熱くなりました。

その日は、料理の手伝いから、トイレ掃除、お風呂掃除まで「そこまでやらなくてもいいのでは?」と思うようなところまで次男は手伝ってくれました。「ありがとう!お母さん嬉しかったよ。」と伝えると本当に嬉しそうな笑顔をしていました。

私たち大人でも、人に褒められたり、認められたり、人の役に立てると嬉しいものですが、子どもも同じであることを、次男の姿を通して学んだ出来事でした。

2人とも反抗期真っ最中の我が家ですが、「心の土台を育む4つの幸せ」を忘れず、子どもと接していきたいと思います。

◆この記事を書いたのは…田中ゆみこ
整理収納アドバイザー兼サンキュ!STYLEライター。セリアやニトリ、無印良品が大好きなアラフォーママです。2歳差男子育児奮闘中。家族の暮らしをラクにしたい!をモットーに【整理収納×時短家事】について発信しています。

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