木製の引き出し収納 おすすめの選び方と注意点

2022/06/06
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

引き出し収納が好きな方が多いと思います。
衣類や雑貨などあらゆるところで便利に使うことができるので私も好きです。
今回、家具調の木製のチェストなどの引き出し収納について、私なりに選ぶ時のこだわっておくと良いなと思うおすすめのポイントをお伝えいたします。

スライドレールが断然おすすめ

衣類などを入れてわりと重量が多くなる場合は、スライドレールタイプだと開閉の時の負担が少ないです。
特に木製の引き出しは、引き出しそのものも重いのでスライドレールかそうじゃないかで使いやすさが全然違います。
開けやすさは片付けのしやすさに直結します。

木のにおいに注意

木製チェストの他、ベッド下に引き出し収納があるタイプもあります。
衣類やタオルを入れておくと木のにおいが移ることがありました。
天然の素材なので仕方ないのかもしれませんが、好き嫌いもあると思うので苦手な方は注意すると良いです。
合板タイプだとにおいはそれほどしないように感じました。

余談ですが、上記の画像は2017年の私の衣類を入れていたタンスの引き出しです。
ここに写っているモノはタンスを含め衣類も1枚も手元には残っていません。
5年も経てば持ち物は入れ替わるものだなと改めて思いました。
さらに、当時はこれでもずいぶん減らしたなと思っていたのですが、今見ると「多っ」と思います。

木のくずにも注意

スリムタイプの木製をチェストを使っていた時期があり、日用雑貨を収納していました。
引き出しの開閉を繰り返していると木くずが出てきてしまうことがありました。
安価だったので飛びついて購入したのですが、使っているうちに木のくずが気になって毎回掃除をするハメに・・
元々あまり質の良い品物ではなかったのだと思います。
結局その木のくずがずっとプチストレスで「厄介な収納」という存在になってしまい、最終的に処分しました。
昔の話なので今はそこまで質の良くない製品なないかもしれませんが、使っているうちに気が付く落とし穴もあります。

引き出しの深さ

深さも重要なポイントです。何を入れるかによって適切な深さを選ばないと非常に使いにくくなってしまいます。
深いのを選んでおけば良いと思っていても、ついついたくさん入れてしまい、引き出しの中でモノが積み重なってしまいます。
ここでは「大は小を兼ねる」的な考えはしないほうが良いです。「今収納したいモノ」を決めてサイズを選びます。

長く使うので心底気にったものを!

木製のチェストを部屋に置くと、インテリアとしても素敵です。
素材や色や全体のサイズはこだわって選ぶと思いますが、使っているうちに気になってくることもあります。
家の中のアイテムとしては「大物」の部類なので、気に入って長く使えるものを選びたいところです。

この記事を書いたのは・・

整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャー講座認定講師、ファイリングアドバイザー認定講師。
小さなころから好きだった片付けが仕事になりました。
ご家庭の整理収納サービスの他、オフィスや店舗、倉庫などの5S活動も行っております。

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