片付けの種類

片付けの種類

2025/01/14
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

「片付け」とひと言で表してもいろいろあります。
・日常の使った物をもとに戻すちょこちょこ“片付け”
・生活パターンが変わった時に行う見直しの“片付け”
・汚部屋状態の大々的な“片付け”
状態によって進め方が変わります。

日常の使った物をもとに戻すちょこちょこ“片付け”

使った物をもとに戻す

これは日々のルーティーンとしてぜひ根付かせたい習慣です。
まず定位置があることが大前提です。全ての物の置き場所が決まっている状態です。
そして、使った物を戻す片付けは数分程度の短時間でできることが理想です。

生活パターンが変わった時に行う見直しの“片付け”

見直し

転職、新しい趣味、お子さんの進学や習い事など、月日が流れると生活の変化があります。
生活が変わると時間の使い方や持ち物が変わります。また月日の流れや心境の変化で価値観が変わることもあります。
そのような時には、物や物の置き場所の見直しを行います。
必要がなくなった物も出てくるでしょうし、もっと相応しい置き場所があるかもしれません。
今の生活にマッチしなくなった物を中心に片付けます。
かかる時間は人や物によりますが、半日とか1日など、そこそこまとまった時間を確保するのがおすすめ。

汚部屋状態の大々的な“片付け”

汚部屋

物があふれて生活しにくい、片付いていないことでケガや事故につながりそうな危険な場所があるなど、根本から見直しを行って大々的な作業が必要な片付けです。
こういった片付けの場合は、「物を移動したり処分するなどの物を動かす」と並行して「物との関わり方を根本から見直す“考え方”や“心”を動かす」ことが必要です。
心を動かすと言うとなんだか難しそうな気がしますが、物を動かすことで心が動くことは多いです。
これは半日や一日確保するだけでは足りない場合が多いので、集中的に数日かけて行う、あるいは1か月~3か月かけるなど長期で取り組む進め方など、方法を決めます。
長期で取り組む時は、危険な場所がある場合は先に集中的にその場所の片付けを行い、その後は1日の中で少しでもいいので片付けに向き合う時間を確保して毎日続けます。

この記事を書いたのは・・

渡部夏代(わたなべなつよ)
整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャー講座認定講師、ファイリングアドバイザー認定講師。
小さなころから好きだった片付けが仕事になりました。
ご家庭の整理収納サービスの他、オフィスや店舗、倉庫などの5S活動も行っております。

計算中

関連するキーワード