【片づけ】モノの定位置ってどう決めるの?元汚部屋の整理収納アドバイザーがコツを伝授!
40代で妊娠、出産。1LDK賃貸に夫と息子(3歳)の3人家族。ぐうたら干物暮らしを目指す、ずぼら整理収納アドバイザーのサンキュ!STYLEライターおかさんです。
片づけで「モノの定位置」を決めるアドバイスを見聞きしたことはありませんか。確かに部屋を綺麗にキープするために欠かせないポイントですが、そもそもモノの定位置ってどうやって決めるの?と悩む人もいるのではないでしょうか。今回は元汚部屋歴10年の整理収納アドバイザーが実践しているモノの定位置を決めるコツを紹介します。
【定位置=住所】いきなり細かく決めるのは難しい
モノの定位置とは、住所のこと。
例えば、引越しで住む場所を決めるとき、東京都〇〇区〇〇町〇〇丁目の「区」や「町」あたりまでをザックリ検討するはずです。いきなり番地やマンションの号数から決める人は稀で、なかなか決まらないでしょう。
モノの定位置も最初から細かく場所を決めず、住所でいうところの区や町までをじっくり考えることが定位置の基本であり、重要です。
まずは大きなグループで分けてみよう
定位置を決めるにあたり、まずは大きなグループから分けてみましょう。具体的には「使う・使わない」の2択です。備蓄など用途によっては「いる・いらない」で判断する場合もあります。
大前提として、モノの定位置は使うモノをしまう場所です。そのため、家にモノを残す・残さないの選別は非常に大切です。家に残すモノが決まったら、次は目的でモノを分けてみましょう。
・人(靴)
・場所(脱いでまたすぐ着る服や、少し置いておくモノ)
・季節(服)
・時間・頻度(年に1度しか使わないモノや毎日使うモノ)
さらに、目的で分けたモノを今度は種類で分けてみましょう。文房具、下着、食器など種類で分ける目安は、違うモノが混ざっても分かるくらいです。このように大きなグループから、だんだん細かく分けるステップを進めていくうちにモノの住所は決まっていくはずです。
モノの定位置はザックリでもOK
モノの定位置は全てを細かく決めなくても大丈夫です。実際、私は面倒くさがりなので同じモノでまとめておくという、住所なら町くらいまでしか決めていない場所もたくさんあります。
「子どものおもちゃはここ」「食品のストックはここ」など、大雑把でも片づきますし、散らかりにくくなります。歯ブラシや避難グッズなどモノによっては細かく場所を決めたほうが暮らしやすかったり安心する場合もありますが、大きなグループでザックリ分けるだけでも効果的ですよ。
出し入れも必ず確認しよう
さらに、モノの住所が決まったらしまいやすいか取り出しやすかを確認してみましょう。クローゼットの奥から引っ張り出さないといけない、背伸びしないとしまえないなどストレスを感じたら見直しが必要です。
生活環境や子どもの成長などにも臨機応変に対応してモノの定位置を決めていきましょう。
気軽にトライしてみよう!
モノの定位置を決めるために、いきなり収納グッズを揃える必要はありません。大切なのは分けること。大きなグループで分ける練習を重ねてだんだんと細かくして自分にピッタリの住所を見つけてみてくださいね。
記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋の整理収納アドバイザー2級認定講師。高齢出産のぐうたら干物主婦と3歳の子ども、夫の3人暮らし。在宅ワークで広告制作、家事・育児に奮闘中。オシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境を目指しています。