【今の時代へ】 セラピストとして伝えたいこと

2020/09/28
  • Happyになれる料理や空間作りを研究中のアロマセラピスト。キッチンウェアのwebshopを展開中。 もっと見る>>

今日は、今苦しんでいる方、そうじゃない方にも伝えたい想いがあり、執筆させて頂くことに致しました。
過去の自分の経験も踏まえて少しでも何かお伝えできればと思います。

コロナの対策も心配ではありますが、今、何より心が心配です。
頑張りすぎていませんか?
今の時代は、緩く過ごす大切さ、頑張りすぎないことが何より大切です。
軽くなるのです。重く考えることはやめ、辛いものには蓋をし、忘れて、心がほっとできるものに意識を集中させるのです。
セラピストとして客観的に過去の自分の経験も踏まえて、今の現状を分析してみたので良かったら、とても長くなりますがお読み頂けたらと思います。

今の時代とは

ブルガリア ヴェリコ・タルノヴォ


今の時代は生活するだけでエネルギーを使い過ぎるくらい使っています。

頑張ろうとする、乗り越えようとすると更にエネルギーを使います。

もう充分頑張っているのです。コロナ禍で生きていること自体すごく頑張っていることなのです。

頑張らなくて良いです。辛いことは考えるのをやめ、好きなものを食べ、好きなことをし、心がほっとできる瞬間をたくさん作ってあげて下さい。

自分を大切に大事にしてあげて下さい。

悩んでいる方は真面目で頑張り屋さんが多いと思います。力を抜いてもちょうど良い、それでも頑張ってしまう方だと思います。

今自ら命を断つ方が増えていることに心を痛めています。

今は、とにかく命を守ることにフォーカスを当てて下さい。
辛い時は、周りを頼って下さい。
辛いことから逃げるのも手です。その世界が全てではありません。視野を広くするのです。
自分の心が喜ぶことにフォーカスを当て、エネルギーを補充するのです。

命を守れれば、世の中や心が落ち着いた時にいくらでも道を進むことができます。
意志さえあれば、出来ないものはないと思います。

金銭的な豊かさは、いっときの物質的な幸せを買うことはできますが、心の豊かさや幸せはお金では買えません。

ではどうすれば?

気づきとマインドを鍛えていくのです。

気づくのです。見方を変える。視野を広げる。
俯瞰する。全体像を捉えるのです。

今の時代は、過去から来て未来へ繋がっています。
私達が生きて知っている過去は確かに、コロナのような世界的危機はなかったですが、もっと昔をみれば、氷河期もあれば戦争、飢餓、疫病など地球規模の危機は何度も繰り返しています。コロナもそのほんの一部と捉えるのです。

未来は繋がっていきます。
強い心を持つと必ず良い未来が開けます。
どんな未来を想像するか考えるのも、時に力を貸してくれます。

植物や自然、食べ物、睡眠、運動などは心の幸せを導くヒントになります。
苦しいとき私が実践してきたことは、一例ですが

●自然のものに触れる
●緑の多い場所にいく
●旬のものを食べる
●自分を大切にする
つまり、自分が好きなことに意識を集中する。
人と比べず、好きなことの本質を考える。

自然の場所へなかなか行けないときは、アロマなどを携帯し香りを嗅ぐのも効果的です。アロマは自然が凝縮されたものなので、心が解放され、潜在意識に入り、魂を癒すことができます。エネルギーを注ぐのです。


わたしがここまで強く想うのは、過去に死をも考える程の経験をしたからです。

わたしのこと

夏のキャンプを過ごした孤児院の子供達

大学1年生の頃、関西から関東へ上京してきた環境の変化と、失恋と不安と寂しさが重なり
統合失調症という病気になり、半年ほど入学したばかりの大学にも通えず、引きこもり状態になりました。

その後、家族のサポートもありなんとか乗り越えることが出来ましたが、

大学時代は悟りを乞うかのように長期休みになればバックパッカーに明け暮れました。

ブルガリアの孤児院で学んだことも大きかったかもしれません。

孤児院の子供達が夏休みに入るので、夏のキャンプを山でするお手伝いに2週間程参加しました。
各国からボランティアのインターンシップを募集しており、TOEFLを司っているCIEEという組織が企画しているポスターを大学でたまたま目にしたのがきっかけでした。

色んな国からのスタッフと子供達とどんな遊びをするか毎日考え、それぞれの国の文化も紹介しながらとても貴重な経験をすることができました。

ある日、夕飯を食べているとき、1人の男の子が、明日はママの誕生日なんだと言いました。私はそうなんだねって話していたのを覚えています。

次の日の朝、男の子の姿がなくなりました。

2日程現地スタッフが探しまわり、山を降りたところで男の子は無事発見されました。

母のお誕生日に、お母さんを探しに行った少年。
どんな気持ちで2日間山を歩いたのでしょうか。身内もおらず、一人で、どんな心だったのか考えるだけで、いたたまれなくなります。

ブルガリアはジプシーという民族が多く、子供を多く持つのですが育てられず、街中に捨ててしまう、そんな悲しい現実が起こっているのです。
他にも内戦や民族争い、差別、国の情勢不安など、私たちの想像を絶する世界は山程あると思います。

私たちは、平和な国日本に生まれています。
そのこと自体もう凄くありがたいことで感謝なのです。奇跡とさえ思います。
生きていたら色々ありますが、日本の国は守られています。
そんなことを、世界をバックパッカーしたときに気づかせてもらえた気がします。

そして、今間違いなく思えるのは、大学一年生の頃、死ななくて良かったと言うことです。
あの辛い経験があるから私の中に芯となるもの核となる支えが生まれた気がしています。

辛い経験はその時は本当に本当に苦しいですが、必ず乗り越えられる日が来ます。そうするとその辛い経験が今度は自分の芯へと変わるのです。何があってもあの時ほど辛くはないと。挫折ほど学べるものはありません。
挫折は必ず糧に変わります。

だから今もし苦しんでいる方がいたとしたら、どうか命を未来へ繋いで下さい。

素直に謙虚に感謝の気持ちを忘れずに、例え辛いことがあっても気づきを与えてもらっていると感謝の心でいたら、必ず導いてくれます。


人間は魂を磨くためにこの世に生まれて、試練を与えられ、来世に行き、よりよい次元で暮らすために今を生きています。全てが修行なのです。

必ず明るい日々は待っています。そして強い気持ちで自分でそれを導くのです。
引き寄せることは奇跡ではありません。
マインド、心の持ち方次第で誰にでも出来るのです。

自分を幸せに出来るのは自分です。
自分を大切にするのです。
自分を大切にしてこそ初めて人を大切にできるのです。
周りにどう思われるかより、どう生きたいかに時間を使うのです。


大切にしたい人がいるならば、まずはたくさん自分自身を大切にしてあげてください。
頑張らなくていいのです。

コロナ禍で失業率も増え、想像を絶するほど苦しい世の中でも、
物質的なものとは違う精神的な豊かさの気づきの試練と捉え、日本という国の政治力に期待し、命を繋いで頂きたいと心から願います。

長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました。

子供達と様々な遊びを企画し一緒に過ごした各国から集まった学生達・現地スタッフも

●この記事を書いたのは‥
サンキュSTYLEライター、アロマセラピストここぽち。
現在、13歳と8歳の娘の子育てに専念する為に専業主婦に。
いつかまたアロマの仕事がしたいと思っています。

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