いよいよ本当に家を片付けよう!と思ったら、まずやるべき1つのこと
面倒くさがりで片付け苦手気質だからこそラクしてスッキリ暮らせる家を目指す、サンキュ!STYLEライターのtomomiです。
30年以上片付けられず、なんだかモヤモヤしながら暮らしていた私は、整理収納や片付けを学んだことで驚くほどラクになりました。とはいえ、すぐに家が整ったわけではなく、うまくいったり、いかなかったり、うまくいったようでいてしばらくすると元に戻ってしまったり…の繰り返し。
ただ、あきらめずに少しずつ前進できたのは、片付けがうまくいくと自分が望んでいた「こうなったらいいな」が叶って、暮らしがちょっとラクに楽しくなっている!そんな片付けの絶大な効果を知ったからだと思います。
今回は私の経験を踏まえ、最初にやっておくとその後の片付けを前向きに進められるコツをご紹介します。
家が片付いたら、どんな暮らしがしたい?と考える
片付け始める前に、本当にやりたいことや理想の暮らしをピックアップしておくと、実現できたときに片付けの効果を感じることができます。
私が片付け始めたのは娘が1歳のとき。初めての育児でバタバタと余裕のない生活でしたが、キッチンを整え、大好きなコーヒーをゆっくり飲めるようになったとき、心がふわっと満たされる感覚がありました。
今となっては些細なことですが、当時の私には片付けてよかった!と心底思えた出来事。その後は、「〇〇がしたい」「こんな空間がいいな」という思いを実現するためにどうしたらいいだろう?と考えながら片付けをするのが楽しくなっていきました。
自由な時間があったら、何をしたいですか?
家が片付くと、家事がスムーズに進んで今より時間に余裕ができるはずです。例えば、家族との時間を大切にする、映画やドラマを観る、習い事をする、友人を招いて楽しい時間を過ごす、たっぷり寝る…短時間でできることから壮大な夢まで、こんなことがしたい!と楽しみながら思い浮かべ、できれば書き留めておきましょう!
やりたいことをするのはどんな空間がよいですか?
スッキリとモノが少ないお部屋や好きな雑貨を飾ったお部屋、ナチュラル、モノトーン、スタイリッシなインテリアなど、どんな空間に心地よさを感じるかは人によって異なるもの。
インターネットやSNS、雑誌などでステキな画像を集めて、自分の好みを確認してみてください。片付けた先の理想的な空間をイメージしておくと、ゴールが明確になり、片付けが進みやすくなります。
まずは、理想の暮らしを思い描いて
片付けが苦手な人にとって、片付けは面倒なものです。途中でうまくいかず、挫折しそうになることもあります。ですが、自分の理想の暮らしを思い描けていると、それが叶うたびに「やってよかった!」と思える瞬間があり、少しずつだとしても着実に理想に近づくことができるのです。
本当は、片付けは好きなものを選び取り、理想の空間や暮らし方を叶えるための楽しい作業。ぜひ、みなさんも最初の一歩を踏み出してみませんか。
記事を書いたのは…tomomi
2児の母。面倒くさがりで片付け苦手気質でもスッキリ暮らせるよう収納や家事テクを考えるのが趣味。ライフオーガナイザー(R)1級。