並んで歩く義母と私の絵

結婚7年目でやっとここまで来た!マイナスから始まった義母との関係をプラスに変えた4つのこと

2023/12/27
  • 専業主婦の傍ら、時々ライターに変身するアラフォーママ。プチプラのもので生活を充実させることが得意。 もっと見る>>

夫は4歳年下、私が迫って結婚にこぎつけた、サンキュ!STYLEライターのみたこです。

夫は1人っ子。ただでさえ1人息子の結婚に気が向かないはずなのに、その相手が年上となったら余計に反対したくなったであろう義母の気持ちが、息子を持った今、ほんの少しわかるような気がします。

今では夫がいないときでも買い物に誘ってくれるまでになった同じ市内に住む義母。義母の言葉に悔し涙を流し、その関係性に悩んだ日々から少しずつ学んだ4つのことをお話しします。

1. キッチンは手伝いの場ではなく会話の場

キッチンで並ぶ義母と私の絵

この6年で一番大きな気付きだったと言っても過言ではないのが、義母がキッチンで求めていたのは、私が手伝うことではなく、話し相手になってほしかったということです。

あれをやって、これをやってと言わない義母。「それ、やります!」と言っても、「いいからいいから!みたこさんは座ってて。」と制するように言うので、あまり自分のやり方に手出ししてほしくないのかなと思い、本当にその言葉の通り、私はリビングにいるだけで何もしませんでした。

すると、「もう少し手伝ってやって。」と、なんと義父から言われる結果に。自分がどこまで手を出せばいいのかわからず、とにかくキッチンにいることにしました。

すると、私が何もしていないのに楽しそうに話しかけてくる義母。求めていたのはこれだったんだなとようやくわかりました。

それ以来、もちろん少しは手伝いもしますが、義母の料理を見て作り方を聞いてみたり、義母が話すことをうんうんと頷いて聞いてみたりと、料理や家事に手を差し伸べることよりも、その場にいるということを大切にするようになりました。

2. 義母の好きなものをときどきプレゼントする

義母に贈り物をしている絵

義母の好きなものが徐々にわかってきた頃から、記念日ではなくともときどきプレゼントするようになりました。

我々一家と義母が一緒に買い物に行くと、義母は私の娘や息子(義母から見ると孫)のために洋服や小物などを買ってくれます。それだけではなく、その日の夕飯になるようなお惣菜も買ってくれるので、最初はお金を払おうとしていましたが、当然ながら押し切られました。

それでもいつも一方的では申し訳ないし、やはり義母も少しモヤモヤする部分はあるだろうなと思い、ときどき小さな贈り物をすることにしました。

義母は甘いものやおいしいものが好きなので、近所のおいしい洋菓子店のクッキーを渡したり、中秋の名月の日にうさぎの和菓子を渡したりと、ほんの気持ち程度の贈り物をしてみたら、「悪いわねぇ~。」と言いながらも、とても喜んでくれるようになりました。

3. 何かをしてもらったら必ずメールなどでお礼を言う

スマホでお礼のメールを送っている絵

買い物に連れて行ってもらった日、我が家で子どもたちのお祝いをした日などには、そのときだけではなく、あとから改めてメールでもお礼を言うようにしています。

子どもたちがいるときは何かとバタバタしていて、お礼がおざなりになりがちです。その一日でたくさんのことをしてもらったのに、その場では「ありがとうございました。」の一言で終わってしまいます。

あれもありがとう、これもありがとう、これがおいしかったなど、その日を振り返りながら特に嬉しかったことを具体的にメールで打ち、お礼を送ります。メールで重ねてお礼を言うことは、良好な関係を続けていくために必要な最低限の礼儀だと考えています。

4. リアクションはオーバーめに

机をたたいて喜びを表現している私の絵

もともとオーバーリアクション気味な私ですが、それはこれからも義母の前では特に大事にしていこうと思っています。

義母はよく、「みたこさんがおいしいって言ってたから買っておいたよ。」と、私が好きなお菓子などを買っておいてくれます。おいしいと言ったときのことを思い返してみると、確かに目を見開いて「これ、めっちゃおいしいです!」と言っているか、「これこれ!ずっと食べたかったんですよー!!」と興奮気味に話している私がいました。

夫が「母さんは一度おいしいって言うとずっと同じものを買ってくる。」とよく言っていますが、義母は喜ぶ顔やおいしく食べる姿を見るのが好きだということがわかりました。

おいしい、嬉しい、楽しいなどのプラスの感情表現は、思いっきり表に出すようにしています。

たとえ血のつながりがなかったとしても

並んで歩く義母と私の絵

こうして書いてみると、義母はよくある姑のイメージとはかけ離れた、とても良き「おかあさん」であることに気が付きます。結婚当初はお互いによく知らないままでしたが、義母は本来、非常に相手思いの女性なのです。

今でもときどき、「みたこさん、息子を持ったらわかったでしょ~!最後の彼氏を取らないで!って絶対思うから。」と笑いながら言う義母の本心はわかりません。けれど、以前よりも私の目を見て話してくれるようになり、私も義母の言葉を笑って流せるようになりました。

血のつながりがない義理の母であったとしても、自分の母以外に「おかあさん」と呼べる人を、やっぱり大切にしたいと最近は特に思うのです。

・記事を書いたのは・・・みたこ
アラフォー専業主婦、ときどきライター、常に2児(5歳・1歳)の母。
合コン、お見合い、結婚相談所の登録など様々な婚活を経て、4歳下の男性と結婚し今に至る。

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