大震災から11年 カセットコンロとカセットガスの期限も見直しておこう
ずぼら整理収納アドバイザーの山岡さくらです。
11年前のあの日のこと、毎年この時期がくると思い出します。
都内ですらあの混乱ですから、東北の方のことを思うと本当に胸が痛みます。
災害はいつ起きるかわからないから、毎年3月と9月に防災用品の見直しをするようにしています。
水や食品のことは意識していても、見落としがちなカセットコントとカセットガスの使用期限。
知らない方も多いので、この機会にぜひ見直してみてください。
カセットガスの使用期限
以前は意識したこともありませんでした。
ふと、どれくらい使えるんだろう…?と思って調べてみたのが震災後のこと。
「製造から7年が目安」
なんだそうです。
日常的に冬の鍋料理で使っている方なら、意識しなくても入れ替えができていると思いますが、私の場合は普段は一切使わず非常用として置いているだけ。
そうなると7年なんて実はあっという間に過ぎ去っているもので、以前確認した時には切れているものが何本もありました。
使えるかもしれないけれど、万一のことを考えるとやっぱり怖いですよね。
数本なら外で中身のガスを抜いて処分すれば大丈夫です。
風通しの良い、火の気がない場所で行ってください。
たくさんあって無理、という場合はお住まいの自治体に相談してみると良いようです。
製造日はどこに?
カセットガスの底面に記載があります。
写真のものは2020年11月4日、つまり7年後の2027年11月4日が使用期限になります。
いちいちひっくり返して確認するのは面倒なので、キャップに期限を書くようにしています。
見直しの時も、上から見てすぐにわかるので便利!
カセットコンロの使用期限
こちらについてはついこの前まで知りませんでした。
壊れなければ使える、と思い込んでいたんです。
でも実は、たとえ新品でも製造から10年、という衝撃の事実が!
製造年月日は我が家のものは本体側面にシールで表示がありました。
お持ちのものによっても違うかもしれませんが、どこかに記載があるはずですので確認してみてください。
普段使わないので箱に入れたまま収納しているため、期限を確認できるようにマスキングテープに書いて箱に貼りました。
自宅での避難生活も想定してキッチンに収納
そのまま食べられる食品や避難所へ持っていくであろうものはクローゼットに収納しています。
すぐに持ち出すリュックは玄関に収納しています。
でもカセットコンロなどはライフラインが止まった自宅で過ごす時に使う可能性が高いので、キッチンに収納。
吊戸棚の上段にまとめています。
安全のためにも使用期限の確認を!
カセットガスもカセットコンロも、私の周りでは使用期限があることを知らない人が多数でした。
非常時に使うために用意しているものだからこそ、万一の時に安全に使用できるように、使用期限もきちんと確認しておいてほしいなと思います。
もちろんそんな日は来ない方が良いですし、カセットガスの中身を抜く作業も大変なので、期限が切れる前に使い切ることをおすすめします。
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・記事を書いたのは・・・山岡さくら
整理収納アドバイザー&風水片付けコンサルタント。
片づけが苦手だった経験を活かし、セミナーやお客様のお宅でのサポート作業などをしています。プチプラシンプル収納で生活しやすいお部屋作りをご提案しています。