大事だから使う。「大切にする」意味を間違えないで!
ずぼら整理収納アドバイザーの山岡さくらです。
今は整理収納アドバイザーとして片付けのお手伝いを仕事にしている私ですが、元片づけられない女。
自分の経験からも、お客様のお宅を片付けていても思うこと。
「もったいない」「大切にする」の意味、間違えていませんか?
「もったいない」は使わないこと、「大切にする」は大切に使うこと
例えば高価な食器。
「お客様用」としまいこみがちです。
でもそのお客様、年に何度いらっしゃいますか?
そもそも、片付いていない家だとお客様呼べない!なんてこともありますよね。
何年も使われることなくしまいこまれた食器は、果たして本当に大切にされているんでしょうか?
モノは使うために存在しています。
「もったいない」のは使わずにしまいこんでいること。
そして使わないモノのために必要な収納場所や、お手入れの手間。
食器は劣化はしないかもしれませんが、ほこりをかぶったりもしてしまいます。
モノによっては置いているだけでも劣化してしまうこともあります。
それなら、せっかくのお気に入りを自分のために使うことの方が、モノも自分も大切にしていることになると思いませんか?
大切な思い出の食器だから使います
結婚祝いでいただいたウェッジウッドのティーカップとケーキ皿のセット。
片付けられなかった頃の私は、普段使うなんてとんでもない!としまいこんでいました。
でも、今はお客様がいらっしゃったときだけでなく、家でちょっと贅沢な時間を過ごすためにも使います。
大切なものだから、それを使ってのティータイムもとても大切な時間です。
今日はバレンタインデー。
毎年チョコスイーツを作りますが、自分で作ったケーキでも、盛り付けはそんな上手にできなくても、お気に入りのお皿とカップでそろえて出すだけでワンランクアップしたように感じられます。
どれも高価なケーキではありません。
でも、お皿って大事だよねって思います。
使えば壊れるかもしれないけれど
モノには寿命があります。
使っていれば、壊れてしまう日がくることもあります。
それでも、しまいこんで使わないでいるよりずっと良いと思いませんか?
モノ以上に、「自分を大切にする」ために、ぜひ使ってほしいなと思います。
大切なモノは大切に扱うので、不注意で壊してしまうようなことは実はあまり起こらないんですけどね。
食器棚がない我が家では食器はキッチンの引き出しへ。
だから分けずに一緒に収納しています。
ここにあれば、使いたいときにすぐに出せるから。
使うモノは出し入れしやすい場所に収納しておくことも必要です。
・記事を書いたのは・・・山岡さくら
整理収納アドバイザー&風水片付けコンサルタント。
片づけが苦手だった経験を活かし、セミナーやお客様のお宅でのサポート作業などをしています。プチプラシンプル収納で生活しやすいお部屋作りをご提案しています。