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やみくもに捨てるの待って!片づけは自分基準の優先順位で
元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの山岡さくらです。
片づけというと、なんでも捨てなきゃいけないと思っている方も多いですね。
ですが、本来の目的は捨てること、モノを減らすこと、ではありません。
今回は少し視点を変えて、片づけを考えてみませんか?
捨て活なんて言葉もはやるほど、片づけ=捨てること、ととらえられていることが多いですが、片づけが苦手な人ほど捨てられないよ…と感じているかもしれません。
それ、ちょっと考え方を変えてみると、スムーズに片づけが進むかも!?
なんで片づけたいの?
![なんで片づけたいの?](https://img.benesse-cms.jp/39writer/item/image/normal/58998521-2950-4039-b4a8-9ed133bbeca7.jpg?w=720&h=480&resize_type=cover&resize_mode=force)
きっと片づけよう!と思い立ったとき、なにかきっかけがあったと思います。
・来客があるから、とにかく見た目だけでもすっきりさせたい
・毎日探し物ばかりしていて、それをなくしたい
・片付いていないことを家族に指摘された
などなど
どれもありがちですね。
でも、それはきっかけのひとつに過ぎません。
そこだけを目的や目標にしてしまうと、一度がんばってみてもリバウンドしてしまうんです。
ではどうすれば…?
実はその先が大事なんです。
今だけなんとかなれば、というきっかけだとしても、せっかく片づいたらキープしたいですよね。
だから
「どんな暮らしがしたいかを考える」ことが必要なんです。
やみくもに片づけようとすると、かたっぱしから押し込んで見えなくして満足してしまったり(これは過去の私です…)、とにかく捨てなきゃ!となんでも捨てようとしてしまって、あとで後悔してしまったりします。
心地よく過ごせる部屋づくり
![心地よく過ごせる部屋づくり](https://img.benesse-cms.jp/39writer/item/image/normal/66cf2814-610d-4424-a984-8057d8b25637.jpg?w=720&h=610&resize_type=cover&resize_mode=force)
最初に決めた理想の暮らしは人それぞれ。
片づいた部屋でこんなことがしたい!という場合もあれば、日々の片づけや掃除にかかる時間を短縮して外に出て趣味を満喫したい!という方もいると思います。
そのゴールはどれも正解。
自分が心地よく暮らせる環境を作るのが正解だからです。
残すものを選ぼう
片づけを進めていると、捨てることにフォーカスしがちです。
確かに捨ててモノが減れば収納も余裕ができるし、スッキリ!なんです。
でも、一度がんばって減らしたとしてもまた増やしてしまって元通り…なんてことになりかねません。
捨てるモノではなく、自分が大事にしたいモノを残す、お気に入りを選ぶ、ということを意識してみてくださいね。
自分基準の選び方でよいんです。
![推し活グッズ](https://img.benesse-cms.jp/39writer/item/image/normal/ebca2aab-e2f1-4cae-a218-05909846c464.jpg?w=720&h=360&resize_type=cover&resize_mode=force)
たとえば私にとって大事なもの。
好きなミュージシャンのグッズ類。
イマドキの呼び方なら推し活グッズですね。
長年ファンを続けてきて、パンフレットや本、ツアーグッズなどなど、ここに関しては増える一方です。
でも、どれも手放そうとは思わないし、自分にとって最優先で残したいものなので収納場所も確保します。
![本はファイルボックスに収納](https://img.benesse-cms.jp/39writer/item/image/normal/b71ddf13-319e-444f-ae0c-cbdd126769ca.jpg?w=720&h=720&resize_type=cover&resize_mode=force)
その一方で、捨てられない!という声をよく聞くマンガや本は私にとってはそこまで重要ではないので、本棚すらもありません。
必要な本は図書館で借りたり、どうしても読みたいときは買って読んで、すぐに売ってしまうので、保管しておく必要がないのです。
どうしても手元に置いておきたいものだけ、ファイルボックス2つ分保管しています。
自分らしい心地よい暮らしを
人それぞれ、大切にしているモノは違います。
だから必要な量の目安はあっても正解は本人にしか決められません。
周りから見れば持ちすぎ、と思われる量だったとしても、自分が残すと決めたならそれでよいんです。
なにを優先して、自分が心地よく楽しく生活できるか、を基準に量を決めてみると「捨てなきゃ」のプレッシャーから解放されるかもしれませんよ。
・記事を書いたのは・・・山岡さくら
整理収納アドバイザー&風水片付けコンサルタント。
片づけが苦手だった経験を活かし、セミナーやお客様のお宅でのサポート作業などをしています。プチプラシンプル収納で生活しやすいお部屋作りをご提案しています。
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