
棚の中のデッドスペース活用!小さなラックで収納力アップのコツ
元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの山岡さくらです。
「収納スペースが足りない…」と感じたことはありませんか?そんなとき、新しい収納棚を増やす前に、今ある棚の使い方を工夫するのがポイント!
小さなラックを活用して、一部だけ2段にすることで収納力がぐんとアップします。今回は、私が実際にやっている方法も交えながら、効果的な収納のコツをご紹介します。
小さなラックで収納力がアップ

棚や収納スペースを使っていると、「もっと効率よく収納できないかな?」と思うことはありませんか?とくに、高さのある収納では上の空間が余りがちで、デッドスペースになってしまうことも。そんなときに便利なのが、小さなラックを使って一部を2段にする収納。
・スペースを有効活用できる
・頻繁に使うものとストックを分けて整理しやすい
・取り出しやすくなり、使い勝手がよくなる
ちょっとした工夫で、収納力がぐんとアップします!私も実際にやっている方法で、スペースを無駄なく使えているおすすめの収納方法です。
吊り戸棚 × セリアの「冷蔵庫用ラック」

わが家の吊り戸棚は棚板が2枚ある3段仕様。1番下の段は手が届きやすいので、使い勝手を考えた配置にしています。
重い電気圧力鍋を1番下の段に収納したかったので、場所を確保してからほかのものを配置しました。取っ手付きのボックスに入れているのは定期的に使うお弁当グッズと、ティーバッグ類。
右側があくので、そこにラップ類を収納したい!と思ったのですが、高さが無駄になってしまうのです。その無駄を解消するために使ったのは冷蔵庫用のラックでした。

この冷蔵庫用ラックは奥行が11.2㎝しかないので、2つつなげて長さを確保。こうすることで、ラップ類が落ちにくくなります。ストックと使用中のものを上下に分けて収納できています。
手が届きやすい位置によく使うものを、上にはストックやたまにしか使わないホイルを収納しています。調理中でもさっと取り出せて便利です。
吊り戸棚 × ダイソーの「ジョイントラック」

もうひとつの吊り戸棚は棚板を1枚抜いて2段に変更しています。
上段:非常用のカセットコンロやボンベ(普段は使わない)・掃除用のバケツ(たまにしか使わない)
下段: 紙袋(無印良品のジュートバッグ)・ペーパータオルのストック(ファイルボックス)・保存容器
保存容器をガラス製のものに変えたときに、ダイソーのジョイントラックを導入しました。ジョイントラックなら重いものを乗せても安心です。
ラックの上はすぐに取り出せるように直接収納し、下はカゴにまとめて出し入れしやすくしています。
カラーボックス × 無印良品の「ポリプロピレン収納ラック」

カラーボックスにティッシュのストックを収納しています。ティッシュは縦に重ねれば収納できますが、取り出しやすさを考えると不便。
そこで、無印良品の『ポリプロピレン収納ラック』を活用し、スムーズに出し入れできるようにしています。約幅37×奥行26×高さ17.5cmなのでカラーボックスに奥行がぴったり。ティッシュを収納するので強度も心配ありません。
1段の中に高さのあるものと一緒に収納できるので、限られたスペースでも無駄なく使えます。
▼ポリプロピレン収納ラック
棚の収納、もうひと工夫してみよう!
「収納スペースが足りない!」と思ったときに、小さなラックを使って一部だけ2段にする方法をご紹介しました。アイデア次第でさまざまな場所に応用できます。
収納力をアップさせるためには、ラックの選び方や、置く場所の工夫も大切です。ただ収納量を増やすだけでなく、取り出しやすくすることが大事なので、使いやすさを重視してラックを選んでみてくださいね。ちょっとした工夫で収納力がアップし、使い勝手もよくなります!
・記事を書いたのは・・・山岡さくら
整理収納アドバイザー&風水片付けコンサルタント。
片づけが苦手だった経験を活かし、セミナーやお客様のお宅でのサポート作業などをしています。プチプラシンプル収納で生活しやすいお部屋作りをご提案しています。