
ポータブル電源購入 東日本大震災14年目の防災対策
元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの山岡さくらです。
先日東日本大震災から14年となりました。この日を迎えるたびに、改めて防災対策の重要性を考えます。以前からポータブル電源が必要だと感じていたものの、高価で購入を先延ばしにしていました。ですが、昨年ようやく思い切って1500Whのモデルを購入。
今回は、ポータブル電源の選び方や使い心地、そして防災対策としての重要性についてお伝えします。
「命を守ること」の次に考えたい電気の備え
もちろん、停電は困りますが、最も重要なのは命を守ること。水や食品、薬などの備えが最優先です。これらの準備に意識を向けることは広がってきていますが、次に備えたいのはライフラインが止まることを想定した電気の確保です。
電気がないと、
・スマホの充電ができず、情報が得られない
・冷暖房が使えず、暑さや寒さの対策ができない
・生活に必要な家電が使えなくなる
といった問題が生じます。
モバイルバッテリーを普段から持ち歩いている人も多いですが、停電や長時間の電力確保には、モバイルバッテリーだけでは足りません。ポータブル電源を用意することで、安心感が増します。
防災対策としてポータブル電源を選ぶポイント

防災目的でポータブル電源を選ぶ際にチェックしたいポイントは?
・容量(Wh)は多めを選ぶ
スマホ充電なら300Wh以下、家電を使うなら500Wh以上。非常時の備えには1000Wh以上が安心! 私が選んだのは1500Wh。
・出力端子の種類と数を確認
USBやACコンセントなど、必要な機器が使えるかチェック。
・波形は正弦波がベスト
家電や精密機器を安全に使うなら正弦波タイプを選ぶ。
・充電方法と速度を確認
AC(家庭用電源)、車載、ソーラー充電など、停電時でも補充できるかが大事!
・持ち運びやすさと安全機能
重量やサイズ、安全機能(過充電防止、温度管理)も重要。
・保証内容もチェックしよう!
ポータブル電源は高額なため、保証がしっかりしているものを選ぶことも重要です。
▼私が購入したのはこちら
いろいろなメーカーから発売されているので、予算や希望容量から選んでみてください。
実際に使ってみた!1500Whのポータブル電源

近くにコンセントがない場所で電化製品を使いたい、という場面は家の中でもあります。今まで延長コードを使って電源を取っていたデスクライトをポータブル電源につないでみました。
問題なく点灯、この程度の消費量なら何日も持つことがわかりました。デスク周りはUSBを直接つなげると便利です。
ソーラー発電もためしてみた!

ポータブル電源の充電方法のひとつとしてソーラー発電を試してみました。まだ残暑の残る、日射しの強かった秋頃のことでした。
・天気が良くても充電に時間がかかる
・曇りの日や日照時間が短いと、充電効率がさらに落ちる
ということを、実際に使ってみて実感。パネルを置ける場所にうまく日光が当たるようにするのも簡単ではありません。「太陽が出ていればすぐ充電できる」と思っていましたが、実際にはフル充電までにかなりの時間が必要で、途中で断念。
防災対策としては普段からこまめに充電しておくことが大切だと実感しました。今はコンセントからフル充電してデスクライトなどで時々使いながら減ってきたらまた充電するようにしています。
「いつか」ではなく「今」備えよう
震災から14年。防災意識も高まっている方が多い時期ですね。ライフラインが止まることを想定した電気の備えも、防災対策として始めるにはよいタイミング!
充電した電気は放電しないように使えば無駄になりません。ソーラー充電した電気なら、電気代も節約できそうですね。
・記事を書いたのは・・・山岡さくら
整理収納アドバイザー&風水片付けコンサルタント。
片づけが苦手だった経験を活かし、セミナーやお客様のお宅でのサポート作業などをしています。プチプラシンプル収納で生活しやすいお部屋作りをご提案しています。