なぜ捨てられない?捨てられない3つのタイプとその対策!

2021/12/17
  • 整理収納アドバイザー×クリンネスト。片付く仕組み、狭くても心地よい家、捨てられるマインドなどを提案! もっと見る>>

こんにちは。整理収納アドバイザー×クリンネストの中里愛子です。
整理収納のマインド作りやラク家事術などを中心に発信しています。

モノが捨てられず、モノが部屋に溢れていませんか?モノを捨てられないタイプは主に3つに分けられます。今日はそのタイプと対策をお伝えしたいと思います。

捨てられないタイプその1 未練型

買ったときは高かった、勿体ない、頑張って作った・・・そんな「未練」で捨てられなくなっていませんか?

高かったモノの価値は買った時が最高値です。所有した瞬間からどんどんその価値は下がっていきます。今使っていなければ、その価値は0円どころか、貴重な収納スペースを奪うマイナス要素でしかありません。

また、勿体ないと思うモノを勿体なくしているのは、使わないで持ち続けているあなた自身です。無駄に手に入れてしまったことを反省し、「こういったモノは自分には使いこなせない。もう2度と買ってはいけない。」という「気付き」を得ることができたので、そのモノは役立ちました。手放しても、もう勿体なくはありません。そもそも、持ち続けていることが「勿体なくなくなる」のでしょうか・・・考えてみましょう。

頑張って作ったモノは経験としてあなた自身の中に残っています。そのモノを手放したからと言ってその経験が消えるわけではありません。思い出として写真などに形を変えて所有してはいかがでしょうか?

捨てられないタイプその2 無関心型

忙しい、モノが多くても困っていない、要る要らないで仕分けるのが面倒・・・などと言ってモノを捨てずにいませんか?そんな方はご自身や家族が置かれている今の状況に「無関心」あるいは「逃避」している方です。今している「大損」に早く気付きましょう。

例えば、モノが多いと、探し物が増えたり、準備に時間がかかってしまいます。また、モノが溢れた部屋で過ごすのは、くつろげなかったり、仕事や勉強に集中できなかったりと無意識に精神的損失をうけているものです。忙しいからこそ、面倒だからこそ、モノの整理が重要なのです。

捨てられないタイプその3 心配型

いつか使うかも、何かに使うかも、必要になるかも・・・そんな未来への「心配」でモノを溜め込んでいませんか?そんな方は、「いつか、何かに使う」ではなく、「いつどうなったら使う」のか具体的に想像してみましょう。
意外とよっぽど稀な事態が起こらないと使わないモノであったり、「そうなったら、こっち使うよね」と代替できるモノを持っていたりします。「どうなるかわからない」から「心配」になるもの。未来をボヤッと考えず、明確に想像することでその心配は驚くほど解消されます。

様々な理由でモノを捨てられなくなってしまいますが、大切なのは「今使っているか」「今後使うことが明確か」ということです。
過去の未練で捨てられず、今捨てることを先送りし、不確定な未来に押し付ける生活はそろそろ終わりにしましょう。

この記事を書いたのは…中里愛子
整理収納アドバイザー2級認定講師×クリンネスト2級認定講師
家事ベタさん応援!捨てられるマインド・簡単お掃除法・片付く仕組み作りなどを提案!

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