単純なようで難しい。ママがやりたいことを仕事にする場合の働き方とは?
年間230万円分以上コストコ商品を購入してレポートする主婦!サンキュ!STYLEライターのコストコナビゲーターaoです。
サンキュ!Styleでは主にコストコの記事を書いている私ですが、「ママが好きなことを発信してそれが仕事になる」それを応援したい!という思いから、サンキュ!Styleのライターさんたちとお会いするたびに、そんな話をしている私です。
今回は、6月末についに開催することができた、サンキュ!Styleライター交流会でも少しお話した、「ママが好きなことを発信して仕事になったときの働き方」について少しお話してみようと思います。
目標設定とそのためのアクション
「自分の好きなことや、自分の得意を発信して、それが収入に繋がらないかしら?」
多分、サンキュ!Styleのライターさんたちの殆どの方が、ライターを始めたきっかけはこれではないでしょうか?
実際のところ、私がサンキュ!Styleに応募した理由もこれだったりします。
もちろん、きっかけはこれでも十分良いのですが、みなさん、その上の目標はありますか?
というのも、「ライターになった」だけでは、そこがゴールでは無いからです。
単純に、好きなことを発信して、それがお金になればいい。
ただそれだけならば、サンキュ!Styleで記事をたくさん書いてみて、ピックアップされれば、収入につなげることはできますから、「お金になればいい」だけなら叶えることができますよね?
でも、それでも記事の筆が進まないのはなぜでしょうか?
答えは・・
「ピックアップされない」
「プックアップされても、自分が思うような収入になっていない」
からではないでしょうか?
まず、自分が目標とする状態をしっかり設定することがとっても大事だったりします。
それも、それが叶ったら思わずニコニコしちゃうぐらいに、嬉しくなれる設定をするのがポイントです。
私がサンキュ!Styleに就任した直後の目標は、
・良く読まれる記事の1位になりたい!
・人気ライター1位にもなれるかな?
・コメントが多い記事なら狙える?
・ピックアップからのインセンティブで月3万円もらえたら、パートに行っているぐらいになるかしら!
・そしたら一人でご褒美カフェに行っちゃおう!
なんて
叶ってからのワクワクするご褒美まで思い浮かべて目標設定をしました。
当時、5本記事を書いてもピックアップされず、10本書いてもコストコ記事はピックアップされずという時期もありましたが、「叶ったらのウキウキ」があったので、そうするためにはどうしたら良いのか?しか考えませんでしたし、
早く叶えたいから毎日書いてみようか?など、前向きに取り組むことができました。
これは、目標設定がしっかり明確だったので、それに向かって突き進めば良い。
と自分の中でしっかり「決める」、そう、心を定めることができたからだと思います。
そして、それに向かってやらなければいけないアクションも明確だったから、ただただ走ればよかったので叶いやすかったとも言えるのかなと思います。
今、筆が進まず迷っているライターさんが居たなら、まずは、
「自分はどうなれたら幸せでウキウキ満足できるのか?」
をしっかり設定して、
「迷っていたらとにかく書いてみる」をおすすめします。
本業やめる?やめない?やりたいことと収入のバランス
正直なところ、フリーランス、そして在宅ワークだけで、しっかりとした収入を作ることは難しいです。
これは、優秀なライターさんかどうか?その人に魅力があるか?とかは関係なく、単純に時給換算したらちょっとしたパートに出たほうが、遥かに簡単にまとまった収入が発生するぐらい、毎月コンスタントに収入を作るのが難しい世界だからです。
これは私の勝手な肌感でしかありませんが、月収1万円以下のフリーランスライターさんが殆どで、1万円を超えるのも難しいぐらい狭き門で、そこで挫折してやめてしまう方が多いのも事実です。
さらに言えば、5万円を超える収入を作ることができる人となると、そこでもう一握りになってしまうのが現実なので、本業を別に持ちながら、ライターをされている方も多かったりしますよね。
好きなことを仕事にしたいと始めたライターだけど、同じ3時間仕事に費やしても、手元に入る収入の違いに・・「好きなことを仕事にって思ったけど、難しいのかな?」と、ギャップに悩みだす方も多いかも知れません。
ただ、私はここで本業とやりたい仕事とは、天秤にかけないでほしいなと思っています。
それは
時間と収入という、目で見える部分で判断してしまうから。
そして、
いちばん大事な「自分はこれをやりたいんだよ」っていう気持ちを無視してしまうことになるからです。
もちろん、収入は大事です。
時間もすべての人に平等なものだから大事です。
でも、一番大事にしなくちゃいけないのは、自分自身です。
自分のやりたいことに素直になって、行動した自分をまずはしっかり認めて褒めてあげて、その上でもっとそれをやりたいようにやるためには、どうしたらいいかな?と聞いてみてほしいです。
「家計のために、5万円はほしいんだ」
「だから、その分はパートで今は働いているんだ」
「ライターでの収入が増やせれば、その分は、私のがんばったご褒美にしよう」
そう
ここで、やりたいことで得る収入は、家計のためなどで必要な収入には混ぜちゃダメなんです。
混ぜた瞬間に、好きなことの仕事も、パートと同じ扱いになって、時給の低い仕事になってしまうからです。
剪定することの大切さ。
好きなことを仕事にする上で、まとまった収入を目指す時、簡単に達成するには、気になったこと全てにトライしてみるのも近道です。
あらゆる自分の可能性にかけて、好きなことの分野を増やしてみたり、収入が発生しそうな仕事先に営業をしてみたり、SNSでの発信をがんばってみたり、やり方は色々ですが、手段を増やすので、無数に枝を伸ばすことになります。
そこで実際にいろんなことを経験してみると、
「これは私には合わなかったのかも知れない。でも、収入は多かったのよね」
「こっちはとにかく楽しかった!もっともっとやりたいけれど、時給にしたら正直安いのかもしれない」
「ここは正直0円かもしれないけど、自分をPRすると思ったら切り離せない」
など、感じるものは絶対あるはずです。
その上で、5年、10年先を見据えた上で、続けるべきなのか、逆にそこをカットすることで、他に時間を作るべきなのではないか?
という剪定する機会を定期的に設けることも必要です。
実際、目の前の仕事だけに目を向けていると、がむしゃらになりすぎて全体が見えなくなっていることも多いもの。
その仕事にこぎつけたときの苦労を思うと、手放せないとブレーキがかかりがちですが、一人に手は2本しかないように、人ができることと、時間には限りがあります。
余白ができないと、新しいことにも挑戦する事ができませんし、より良い仕事が巡ってくる隙もありません。
本当の意味で
「私がやりたいことはこれだ」というものが定まった時。
なにも未練なく、するっと手放して、別のものがやってくる。
良く聞く話だったりもしますが、実際に私もそれはあるんだなと最近感じています。
暮らしやすいお家になるように、物の断捨離が必要なように
「自分の行動」の断捨離、「自分の意識」の断捨離も必要なのかも知れませんね。
■執筆/ao…衣食住365日コストコ品で生活するコストコナビゲーター。年間230万円分以上コストコ商品を購入してレポートする。Ameba公式トップブロガーで「aoのコストコガイドブログ!」が人気。
WEBライターとして多数記事を執筆、雑誌・TVなどメディアでも活躍中。