【体験記】その出血大丈夫？不正出血が続いたら必ず病院へ！

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南の島に暮らすサンキュ！STYLEライターのkaoruです。

今回は私の体験記を書いて行こうと思います。

４０歳半ばに差し掛かると、女性は何かと体の不調が出やすい頃。。。
私も４５歳の夏に体に異変を感じました。。。

生理の間隔がバラバラに

私の生理の間隔は２８～３０日間隔でほとんどズレることなく来ていました。
それが４５歳の夏、生理が終わった１０日後にまた生理が来たのです。。。

４５歳になると『更年期』という言葉が頭に浮かび、現に周りの友人も生理の間隔が狂ってきて閉経を迎えたという話を聞いていたので、きっと私もその時期なんだろうと気にも留めずにいました。。。

月によってほとんど出血がない状態で終わったりしていたこともあり、閉経に向かっていると勝手に解釈していたのです。

突然の大出血！

ある日職場でデスクワークをしていると、ドロッとした感覚があり急いでトイレに駆け込みました。

すると、使っていたナプキンから溢れるほどの大出血！
今まで量が少なかったのできっと反動なのだろうと思いましたが、こんな出血は今まで経験したことがなかったのでびっくりしました。

夜用のナプキンを使って対処していましたが、そのナプキンでも間に合わない量。
それが４・５日続き、フラフラも伴います。

閉経前には大出血がある方もいるとネットの情報を信じ、やっぱり閉経に向かっているんだなと思い込んで『病院に行く』という選択肢はないまま過ごしました。。。

誕生日休暇をもらい病院へ

大出血も３ヶ月目に差し掛かった頃、私は４６歳の誕生日を迎えます。
誕生日の日は毎年有給を使い自分の時間を作っていたので、その日も休暇を取っていました。

出血が続いていることもあり、『自分メンテナンス』と思い出産でお世話になった産婦人科を受診することに。。。

受付で尿検査のコップを頂き、その後血液検査を受けました。
そして診察室に呼ばれ事情を説明すると、診察台に乗るように言われ子宮の内診を受けます。

診察室に戻ると、先生から

『今すぐ救急を受診してください。紹介状を準備します！』

と険しい表情。。。
その時初めてとっても悪い状況なのだと察しました。。。

まさかの緊急オペ！！

病院に到着し、紹介状と診察券を渡し問診票に記入して待合室で待機していると、名前を呼ばれ診察室に。
診察台に乗るように言われ、再度内診を受けました。。

その後、先生から
『今から緊急オペを行います。ご家族に連絡して病院に来てもらって下さい！』

え。。。オペ？　なんで？？
とにかく夫へ連絡し、手術になったことを伝え病院に来てほしいとお願いしました。

夫が病院に着いた時、先生より告げられた病名は
『子宮内膜増殖症疑い』

本来、生理の時に剥がれる内膜が増殖して剥がれず、放おって置くと子宮体がんの原因になる病気。内膜が剥がれる時も大出血を引き起こし、今の私は輸血が必要なほど体中の血液が足りない状態だと言われました。。。

更年期だと思っていたらまさかの大病！

突然の事で、自分の頭が付いて行かず、あれよあれよと手術になりました。
気がついたらベッドの上で沢山の機械に繋がれた状態。。。
今頃家族で誕生日ディナーだったのに、点滴や機械に繋がれてまさかの病院のベッドの上。。。

そこから３日の入院を経て自宅療養となりました。

おかしいと思ったら是非病院へ！

手術で子宮組織を検体に出した結果、『子宮内膜増殖症』の診断が確定しました。
実は２年経過した現在もホルモン剤を投与することと、３ヶ月に１度の組織検体検査を受けています。
薬はしっかり飲んでいるので、今のところ生理周期も出血量も安定しており組織検体検査結果も異常なしで継続しています。

あの時、病院にいっていなかったらどうなっていたか。。。
もっと早く病院に行っていれば長い期間治療を受けなくて済んだかもしれない・・・

今更言っても遅いのですが、もし私の体験がどなたかの背中を押すきっかけになればいいなと思い体験記として記事にしてみました。

体の不調を感じたら、病院に行くことをオススメします。
どうか私のように過信しないで病院に行ってくださいね。

子宮内膜増殖症という病気が更に『適応障害』を引き起こした話はまた次回に。