栗 さつまいも れんこん

食欲の秋到来!秋に食べると良い食材3つとおすすめの食べ方

2023/09/25
  • コストコ大好きコストコマニア。調理師の経験を活かしコストコアレンジレシピを考えるのが得意 もっと見る>>

調理師として日々働きながらもおいしくて健康に良い食事を作るのが好きなサンキュ!STYLEライターにんです。

秋を感じる食材が並び始め、食欲の秋を感じる季節。
今回は「秋に食べてほしい食材3つ」を栄養学と薬膳的に紹介していきます。また特におすすめの食材はレシピもあるので、日常的に食べてみて欲しいです。

薬膳というと難しいイメージがありますが、旬の食材を食べるだけでも薬膳の効果を取り入れられるので気になる方は最後までチェックしてくださいね。

1.さつまいも

さつまいも

さつまいもは通年通して食べられますが、収穫は秋。
栄養学的に食物繊維が多く、便通を良くしてくれるといわれています。また野菜の中でも「ビタミンC」が多く、加熱にも強いため肌荒れなどが気になる方は積極的にとり入れてほしい食材です。

日常的に食べても問題ない万能選手

さつまいもの天ぷら

さつまいもは薬膳的に「平性」の食べ物で体を温める作用も、冷やす作用もない中間の食材。そのためご飯の変わりやおやつなど、日常的に食べても問題ない食材です。
また栄養学的にも効果的な食物繊維のおかげか、薬膳的にも「胃腸に良い」食べ物です。
胃腸が元気になると体調が良くなると言われています。
手軽に食べるには蒸すのがおすすめですが、天ぷらやさつまいもご飯、お味噌汁やスイートポテトなど料理、デザートともに幅広く活用出来る食材です。

2.栗

栗

栗は栄養学的に食物繊維やビタミンCを多く含みます。
特に栗ご飯として食べる場合には、食物繊維が血糖値の急激な上昇をおさえてくれるので、食後の眠気などに効果的なため、とても良い料理の1つです。
また渋皮にはタンニンが含まれており、抗酸化作用があるといわれています。タンニンの効果を感じたい場合には、渋皮ごと食べられる栗の渋皮煮がおすすめです。作って冷凍しておけば手軽に食べられますし、栗を長く楽しむこともできます。

小さくても栄養たっぷり

栗ご飯

栗は薬膳的に、さつまいも同様胃腸に良いといわれていますが加えて「腎」に良いといわれています。それを「補腎」といい、補腎作用は精力増強、老化防止効果があります。
薬膳的に「腎」は人の活動の元なので、補腎することでより毎日活発に活動することが出来ます。
補腎の食べ物は積極的にとり入れてほしい食材の1つです。
栗ご飯にすると、ほっくりむされた栗が甘く食べやすいのでこの時期は多めに作り冷凍しておくのもおすすめ!

3.れんこん

れんこん

れんこんは栄養学的にビタミンCが多く含まれている意外な食材として有名です。さつまいも、栗と同様に食物繊維も多く含まれており、つい食べすぎてしまう食欲の秋にもお腹に優しい食材でもあります。
切ると色が変わってしまうくらい、ポリフェノールも多く含まれており抗酸化作用があるといわれています。

薬膳では捨てる場所なし?の優秀食材

れんこん豆腐ハンバーグ

れんこんは薬膳的にからだにこもった熱を冷まし「肺」に良い食材といわれています。秋になると空気が乾燥し始め、1番ダメージを受けやすいのが肺なのでこの時期おすすめの食材。また葉、茎、実など「蓮」は余すところがないくらい薬膳として活用されておりとても頼れる食材です。
細かく切ったれんこんを豆腐ハンバーグにいれると、豆腐ハンバーグのやわらかさとれんこんのシャキッとした歯ごたえが楽しめます。
この時期は特におすすめの食材なので、酢の物、炒め物など食卓にたくさん取り入れてみてくださいね!

秋が旬の食材は栄養もたっぷりで薬膳的な効果もこの時期には嬉しいことばかり。
ぜひ皆さんも積極的に食卓に取り入れてみてくださいね。

旬が良い理由とこの時期おすすめの果物もチェックしてね!

・記事を書いたのは・・・調理師/栄養士のにん
調理師、栄養士として働きながらも自宅で自炊するくらいおいしいを作るのも食べるのも大好き。現在は薬膳の勉強をしつつ、実際に自分でも試していきながら「食で楽しく健康に」を中心に発信中。

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