頑張らない暮らしには薬膳がおすすめ!今すぐできる薬膳のポイント3つ!
調理師として日々働きながらも薬膳指導員®として簡単においしくからだに優しい食事を作るのが好きなサンキュ!STYLEライターにんです。
毎日家事に仕事と頑張りすぎて毎日くたくた…。そんな時に出会ったのが薬膳。食事をただおいしく食べるだけではなく、自分の身体にあったものをとり入れる。その少しの違いでも徐々に変化があらわれたので薬膳を学び生活にとりいれています。毎日頑張らないといけない日々が少し楽になる薬膳のお話をお届けします。
1.旬をとりいれる
日本には四季があり、それぞれの季節にそった「旬の食材」があります。
春ならたけのこ、夏はすいか、秋はさつまいもや栗、冬は山芋…など。旬の食材は1番市場に出回る時期なのでどこでも買うことができ、お手頃価格で、栄養も1番豊富です。
薬膳の知識から考えてもその季節に「おこりがちな不調」を楽にしてくれる食材があてはまっていることがほとんど。薬膳と聞くと難しいイメージがありますが、体にもお財布にも優しい旬を意識してみてくださいね。
2.温度を意識する
薬膳では食材によって体を温める食材、冷やす食材がありそれらを組み合わせて薬膳料理ができあがります。
そのすべてを覚えることは難しいですが、体が冷えている時には温かいスープや煮込み料理、体が火照っている場合は冷たい冷菜やデザートなど体の状態で食べるものを決めると不快感や不調が楽になることがあります。
3.バランスよく食べる
どんな食事でもバランス良く食べることが健康の基本としていわれますが薬膳も同じ。体が冷えている人に体を温めてくれる食材のみでレシピを作ると温まりすぎてしまいさらに不調のもとになってしまいます。
せっかく体の不調に合わせて食事を選んでいても「同じ食材ばかり食べ続ける」のはおすすめできません。
そしたら何を食べたらいいの?と困ってしまう人も多いかと思いますが、主食となるご飯など穀類、じゃがいもやさつまいもなどイモ類は「平性」とよばれる「体を温めない。冷やさない」食材。中間の食材なので、主食としてたくさん食べたとしても不調はおこりにくいと言われています。
薬膳は「食事」として生活にとりいれるため「これだけ食べておけば大丈夫!」という考えではないので、難しく考えずにまずはバランスの良い食事を心がけてみてくださいね!
薬膳という言葉は聞いたことがある。薬膳気になるけど難しそう…。薬膳っておいしいの?と全く知らない人にとってはかなりハードルが高い薬膳ですが、まずは自分の身体を知ることも薬膳の第一歩。まずは身近にとりいれられそうなことから、少しずつ意識してみてくださいね!
・記事を書いたのは・・・薬膳指導員®のにん
調理師、栄養士として働きながらも自宅で自炊しおいしい料理を作る、食べることが好き。薬膳指導員®の資格を取得。生活にとりいれやすい薬膳の知識を発信中。日々、頑張りすぎている人へ届けたい!聞くと少し暮らしが楽になる薬膳のお話をお届けします。