【発酵食活用マガジン.No1】もっと発酵食を身近に感じたい!私が「発酵食エキスパート1級」を取得した訳

2022/09/01
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小さい子ども達に安くて美味しいものをたべさせてあげたいと3人育児に奮闘中!ワーママのサンキュ!STYLEライター悠美です。

最近耳にすることが増えてきた発酵食。
「発酵食」という言葉は耳にはするけれど、実際どんなものなのか? どんな風に使ってみたらいいのか?

結局はわからなくて、やっぱりいいやと思ってしまっている方もいらしゃるかもしれません。

そんな私も発酵食とははんぞやというレベルでしたが、気が付いたら発酵食の沼にハマって資格を取ってしまったお話しです。

実は身近にたくさんある発酵食

発酵食が難しいと思われる方は、おそらく麹で作る調味料、ぬか床、甘酒などを手作りしてと考えている方も多いのではないでしょうか。

実は発酵食とひとことで言ってもたくさんの種類があります。

例えば、味噌、酢、醤油、酒、納豆などなど
これらも実は発酵食です。

「あ、私も発酵食使っている!」 と思われた方は、もう身近に発酵食があり、楽しんでいるんです。

難しいと思われるぬか床、甘酒、塩麹や醤油麹などの麹調味料も、ふれてみるとそんなにハードルは高くありません。
まずは「ちょっと使ってみようかな」「お店で売っているから試してみようかな」「材料って何から作られているのかな」「面白いかも」。そんな感じでこれって発酵食かな? と興味を持ってもらえたら嬉しいです。

私が最初に興味を持ったきっかけ

小さなころから、母がぬか床でお漬物を作ってくれていました。
それは当たり前の日常で、食卓に毎日あったお漬物。

実家を出て一人暮らしを始めた頃、そのぬか床を自分でお金を出して買うようになったんです。
スーパーで買うぬか床も美味しいのですが、なんとなく実家の味とは違う。

実家のぬか床がどうしても食べたくなり、母に「ぬか床やってみようかな」と伝えたところ嬉しそうにぬか床を分けてくれました。

今思えば、それが私が発酵食に興味を持った最初かもしれません。

自分で漬けるようになると、どうやってお世話をすればよいのかなど気になって、チョコチョコ母に聞くようになりました。今では、ぬか床を漬ける作業は難しいものではなく、自分の生活の一部になっています。

私の子ども達もいつか私のぬか床が食べたいといってくれたら、そのときは教えてあげられたらと考えています。

興味を持つきっかけは、日常にあるたわいのないことなのかもしれません。

「発酵食エキスパート1級」を取得した理由

発酵食が少しずつ自分の生活で身近になってきたとき、塩麹、ヨーグルト、甘酒などは自分で手作りするようになってきました。

これらは何度か作ってみると、ヨーグルトメーカーを使えば簡単に作ることができます。

それだけでは「発酵食エキスパート1級」という資格を取るまでにはいたりませんでした。
発酵食をつくったりすることは楽しいけれど、資格が必要というわけではないし……。

ではなぜ「発酵食エキスパート1級」を目指すことにしたのか?

石川県の能登半島は発酵半島と呼ばれる発酵食の宝庫だった

この写真何かわかりますか? 

これは石川県では有名な「かぶら寿司」というなれ寿司なんです。普段何気なく食べていた「かぶら寿司」は、お寿司とついていますが、冬に石川県ではよく食べられるお漬物です。お漬物といっても、麹がたっぷり入って、鰤やサーモンなどをたっぷり挟んだとても贅沢なお漬物です。

正月にはごちそうとして用意することが多いのですが、これ買うと結構高いんですよね。
でもお酒にはあう! たくさん食べたい! そう思っていたら、地元の方々は自分達で作るというではありませんか。

去年の冬、そのことを聞き、実際に作り方を教えてもらって作ってみたところ、そのおいしさや面白さにハマってしまったんです。そこで石川県のさまざまな発酵食を調べていくと、でるわでるわ! これはしっかり学んでみたい! そう思い、40代半ばを過ぎてから発酵食大学院に通い、今年の4月に無事「発酵食エキスパート1級」を取得することができました。

発酵の仕組みがわかると料理もさらに楽しくなる

今まではなんとなく作っていた発酵食も、発酵の知識が頭の中にある状態で作るとまた違った楽しみ方が生まれてきます。

まだまだ資格を取ったからといって、毎日学んだり、教えてもらったりの連続です。
でも楽しいんです。 好きな料理の資格を取ることができたこと、そしてどうしてこうなるのかという理由を考えながら発酵食を作ることができること。

発酵食は資格がなくてももちろん楽しめます。私は料理を作ったり学ぶことを楽しみ、そして家族はおいしい発酵食の料理を楽しめる。そして少しでも家族の健康を保つ1つになればと考えています。

これから発酵食についても伝えていきたい

まだまだ発酵食を学んでいる途中ではありますが、もっと身近に発酵食を楽しんでもらえるように伝えていけたら嬉しいと考えています。

これから発酵食の魅力についても少しずつお伝えしていけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター悠美
発酵食の沼にハマり、「発酵食エキスパート1級」を取得して、日々発酵食を楽しんでいる石川県の能登半島に住む3児のママです。

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