冬に飲みたい!福袋にも入っていた「チェーン店の人気コーヒー」3選(ドトール・スタバ・カルディ)
- 日本安全食料料理協会認定のコーヒーソムリエ。スタバ歴20年以上。年間200種類、1,000杯以上のコーヒーを飲む研究家です。大手コーヒーチェーンの独自取材などの経験やコーヒーへの探求心を活かしていきます。 もっと見る>>
年間300種類、1,000杯のコーヒーを飲む、コーヒーソムリエKazuです。年末年始にかけて話題になるのが「福袋」ですが、福袋に入っているチェーン店のコーヒーは、そのお店の定番商品も含まれている場合もあります。そこで今回は、福袋を買い逃した方にも参考になるおすすめコーヒーの紹介や自宅でも楽しめる淹れ方などを解説します。
ドトールコーヒー「マイルドブレンド」(中深煎り・バランス派)
ブラジル・コロンビアを中心としたブレンドコーヒーです。焙煎度合いについては「ハイロースト」と記載されています。一般的には中煎りなのですが、見た目と味わいを考慮すると、個人的に中深煎りと感じています。ただ、お店によって焙煎度合いにも基準が異なります。
200gの価格:1,090円
コーヒー豆の焙煎度合いは、以下の8段階に分類されています。
ライトロースト・シナモンロースト・ミディアムロースト・ハイロースト・シティロースト・フルシティロースト・フレンチロースト・イタリアンロースト
ドトールコーヒー「マイルドブレンド」の味わいは、ローストナッツを感じさせる香ばしさやメープルシロップのような甘味が印象的です。温度が下がると、やさしい酸味も感じられるのでバランスの取れたコーヒーとなっています。
おすすめの抽出方法は、ハンドドリップ以外にもコーヒーメーカーや布のフィルターを用いたネルドリップなどです。
(コーヒーソムリエの5つ星評価)
苦味★★
酸味★★
甘味★★★
コク★★
スターバックス「パイクプレイスロースト」
スターバックスコーヒー1号店の名前にもなっている「パイクプレイスロースト」。ラテンアメリカを中心としたブレンド。ローストされたナッツのような香ばしさとチョコレートの風味を感じさせる味わい。温度が下がると黒糖のような甘味もあり、ワッフルやドーナツ、デニッシュ生地のパン、ブラウニーなど、幅広いフードと合わせやすいです。
スタバのコーヒーは比較的、深煎りに近いものが多いので、酸味が得意でない方におすすめです。ミルクとの相性もよく、自宅で飲む方は、カフェオレやラテにしてみるのも良いでしょう。
コーヒー豆やコーヒー粉で購入し、ハンドドリップやコーヒーメーカーで楽しむのも1つですが、より手軽で簡単に飲みたい方には「スターバックス オリガミ」でも「パイクプレイスロースト」が販売されているので、オリガミであればお湯を注ぐだけで簡単においしいコーヒーを飲むことができます。
250g:1,320円
(コーヒーソムリエの5つ星評価)
酸味:★
苦味:★★★
甘味:★★
コク:★★★
カルディコーヒーファーム「ブルーマウンテンブレンド」
カルディ「ブルーマウンテンブレンド」は、コロンビア、ジャマイカ、ブラジル、その他の豆を使用したコーヒー。やわらかな苦味とバニラのような甘味、フルーティな味わいなどを感じられます。バランスが取れており、飲みやすいコーヒーなので、1度飲むとハマる人も多いです。2,000円台ということもあり、特別な日やプレゼントなどにも喜ばれます。
ハンドドリップする際、円すい型のドリッパーを用いて3分以内にサクッと抽出すると、雑味などを防ぎ、クリアな味わいに仕上がります。
200gの価格:2,310円
(コーヒーソムリエの5つ星評価)
酸味★★
苦味★★
甘味★★★★
コク★★★
※表示価格は税込価格です
※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や販売終了の可能性もございます。
※記事内容は個人の見解を含みます。
■執筆/Kazu 年間300種類以上・1,000杯以上のコーヒーを飲むコーヒーソムリエ。スタバ歴20年以上。世界各国のスペシャルティコーヒーから大手チェーン店のコーヒーまで、飲み比べやフードペアリング、美味しいコーヒーの淹れ方などを伝えています。テレビ出演:名古屋テレビ(メ〜テレ)「ドデスカ!」取材実績:スターバックスコーヒージャパン、ブルーボトルコーヒー、珈琲館、カフェ・ベローチェ、カフェ・ド・クリエ、サンマルクカフェ、UCCジャパン、無印良品、ファミリーマートなど。