乾燥シーズン突入!無理なく続く「パーツケア」の仕組みをつくってカサカサを回避!
- 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>
こんにちは。クルーズ船乗組員時代の狭小船室生活を経て、シンプルな暮らしを実践中のサンキュ!STYLEライター・Kota(コタ)です。
過ごしやすい季節になってきた一方で、気になり始めるのが肌のカサつき。顔は朝晩のスキンケアでお手入れしているものの、ボディケアは面倒くさい気持ちが上回って、どうしても後回しにしがちです。
けれど、年齢とともに乾燥が進んでいる実感があるのも事実。なかでも、手やかかとなどの末端パーツは、潤っていると見た目の清潔感がぐっとアップしますよね。自分の目に入るたびに「ちゃんとケアできてる!」と自己肯定感も上がるはず。
今回は、そんな手やかかと、そして唇のパーツケアを無理なく続けるための仕組みをご紹介します。何を使うかも大切だけれど、より重視したいのは続けられること。高価なアイテムでなくても、継続力で効果を期待すべく、自分の行動パターンに合わせてケアグッズを配置するのがポイントです。
ハンドケア
年齢が出やすいと言われる手。特に主婦は家事で水を扱うことが多いから、手にとっては過酷な環境のはず。
こまめなケアが理想ですが、わたしにとってハンドケアをしやすいタイミングは、「家事が一段落して、この後しばらく水を使わない」とき。それを逃さないよう、次の2ヵ所にハンドケアグッズを常備しています。
1. ワークスペース
朝の家事を終えて、パソコン作業を始める場所です。デスク前には有孔ボードを取りつけて、手帳や文房具類を収納。ここにハンドクリームとネイルオイルも入れています。
最初にペンと手帳を取り出して予定を確認するのがルーティーンですが、ペンの隣にケアグッズがあれば、自然と目に入り、ケアする流れに。
ペンタイプで文房具と一緒に収納しやすい、無印良品のネイルケアオイル(税込み 890円)と、ベタつかず作業の邪魔にならない、パックスナチュロンのハンドクリーム(税込み 418円〜)を愛用しています。出しっぱなしでも悪目立ちしない、シンプルなパッケージも◎。
パソコンを立ち上げている間にサッとなじませるだけだから、面倒くさい気持ちも起こりません。
2. 寝室
寝る前に使うハンドクリームは、ピローミストや耳栓、かかとソックスと一緒にカゴに入れて、枕元に常備。ワークスペースと同じパックスナチュロンシリーズですが、寝室ではポンプタイプ(税込み 2,310円)を重宝しています。
わたしの寝室は娘たちと一緒。彼女たちが寝静まってから、暗い中で自分の寝る支度をするので、キャップの開け閉めはなかなか大変。ポンプタイプなら、押すだけで適量が出てくるから便利です。「とにかく早く寝たい...!」という夜でも、ワンプッシュで手軽にケアできるのもポイント。
リップケア
気温が下がるこれからの季節は顔色が悪く見えがちだから、唇には赤みをさしておきたいところ。きれいに色をのせるには、土台となるリップケアが欠かせませんよね。
以前はメイク用品と一緒に収納して、口紅の前に塗っていたリップクリーム。でも、よりこまめに保湿するために、食事を終えた歯みがきのタイミングで都度リップを塗ることを習慣化したいと思うように。
そこで、収納場所を見直して、歯ブラシと同じ洗面台の鏡裏にチェンジ。無印良品の『白磁器歯ブラシスタンド(税込み 350円』に立てると、倒れず使いやすいです。これだけで、「歯を磨いてからリップをぬる」がワンセットでスムーズにできるようになりました。
かかとケア
次のサンダルの季節に慌てないために、靴下で隠れる季節もサボらずケアしておきたいパーツ。
わたしは、お風呂上がりにお風呂掃除やストレッチをするので、かかとがベタついたり、かかとを覆うものを身につけたりするのがプチストレスでした。結果、そのままケアを忘れて寝てしまうのがお決まりのパターン。
そこで、寝る前のハンドケアと合わせて、かかともお手入れすることに。手に使っているクリームをかかとにも塗りこんで、セリアの『スリミティ 保湿用かかとソックス』(税込み 110円・JANコード:4535792397428)を履くだけの簡単ケア。ソックスは寝る前のケアグッズとまとめてカゴに収納しています。
さいごに:自分の行動パターンに合わせて、無理なく続く仕組みづくりを
こまめなケアが大切なのは分かっていても、なかなか続かない…。そんな時は、自分の行動パターンに合わせてケアグッズを配置してみると良いかもしれません。
美容のために無理して頑張り続けるのは難しくても、「今ならケアできそう!」というタイミングで必要なアイテムがそばにあれば、自然と手に取れるはず。
頑張り過ぎず、でも自分にがっかりしないためのケアを続ける仕組みづくり、始めてみませんか。
◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
小2と小5の姉妹の母。元クルーズ船乗組員で、狭小船室生活+約4ヶ月の乗船勤務時の荷物は、60Lスーツケース1つぶん。
厳選したもので暮らした当時の経験と、10年以上の完全ワンオペ生活から、「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしをちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。