散らからない!なくならない!におわない!好印象な玄関のつくり方

2024/04/20
  • 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>

こんにちは。

「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、Kota(コタ)です。

ふだん何気なく通り過ぎていると見落としやすい玄関まわり。でも、「家の顔」と言われるだけあって、住まいとそこに暮らす家族の印象を左右する重要な場所。住んでいる自分たちにとっても、オンとオフを切り替える大切なスペースです。

今回は玄関まわりのきれいをキープするために、わが家で実践している3つのことをご紹介します。

靴と傘はミニマムにして散らかり防止

玄関に収納するモノのなかで増えやすいのが、靴と傘ではないでしょうか。

靴は靴箱を「枠」と決めて、そこに収まる分しか持たないようにしています。オフシーズンのものは上段、オンシーズンのものは扉を外した下段に収納。

扉がないと出し入れが簡単だから、靴が出しっ放しになることが減ってたたきがスッキリ。モノが出ていなければ掃除のハードルも下がります。

娘たちの靴は、数足あってもお気に入りしか履かなかった経験から、スニーカーと長靴を1足ずつのみに(夏はサンダルも1足プラス)。サイズアウトしたり傷んだりしたら、数ヵ月に1度のペースで買い替えます。濡れても靴乾燥機があるので、履ける靴がなくて困ったことはありません。

上段は扉つきのまま
下段は扉を外して収納しています

傘は1人1本が基本。ちゃんとした長傘を持つことで、降りそうな日は持って出ようという気になり、出先で安易にビニール傘を買うことがなくなります。車には折りたたみ傘を数本積んでおけば、急に雨が降ってきても大丈夫。

モノを増やさない工夫をするだけで、散らかる原因をぐっと減らせます。

家族みんなが使うモノは、あえての出しっ放し

カギは帰宅後その辺に「ちょっと置いてしまうもの」の筆頭アイテム。さらにはその流れで、次のお出かけ前に「どこに置いたっけ?」となりがち。

一番困る自宅のカギはもちろん、車と電動自転車のカギは夫と共有なので、見つからないと相手を責める嫌な空気になってしまうことも。

そんな事態を防ぐために、ドア横に無印良品の『アルミフック/マグネットタイプ(税込み390円/3個入り)』をペタリ。ここならドアの開け閉めをする時に必ず目に入るし、ワンアクションで手に取れるから使いやすい。テプラでつくった家、車、自転車のアイコンを貼って、戻す時も直感的に手が動くようにしています。

荷物の受け取り時に必要なハンコも、無印良品のアイテムを活用中。『白磁歯ブラシスタンド 1本用(税込み 350円)』にシャチハタを立てて靴箱上に置いておけば、わたし以外の家族が対応する時もスムーズ。

このスタンドは安定感があって倒れにくく、出し入れしやすいところがお気に入り。左手でドアを開けながら右手でシャチハタを取り出すのがお決まりの流れです。

無印らしいシンプルなたたずまいで空間にすっと馴染むから、出しっ放しでも気になりません。

カギとハンコはあえて出しっ放しにすることで、家族の「どこいった?」がなくなるし、戻すハードルも下がってきれいをキープしやすくなります。

香り効果で印象アップ

スッキリした玄関を叶えるためには、香りも大切な要素。嫌なにおいの原因になる湿気やカビを予防するために、わが家ではこんな対策をしています。

①大人はなるべく靴をローテーションして、靴の中の湿気をしっかり飛ばす。
➁濡れた靴はそのままにせず、靴乾燥機で乾かす。
③靴箱内には余白をもたせて、湿気がたまらないようにする。
④使った直後の濡れた傘は玄関外に置いておき、天気が良い日に乾かしてからしまう。
⑤子どもを送り出すタイミングで玄関ドアを全開にして、掃除ついでに空気を入れ替える。

その上で使っているのが、生活の木の『天然消臭アロマミスト 瑞々しい有機ライム(税込み 1,980円)』。生活臭を軽減する効果が実証されていて、消臭と香りづけが同時にできるミストです。天然の精油ならではのナチュラルな香りが好印象。

朝の玄関掃除の仕上げに空間にシュッとひと吹きすると、「整った」感がアップします。

靴箱横の手に取りやすい場所に収納しています

さいごに

外に出ていく前はちょっと気を引き締めて、帰宅した時はほっと安心する。玄関は通るたびに無意識に気持ちを切り替えている場所だから、すっきり整えておきたいですよね。

住んでいるとついつい見落としがちだけれど、狭いので手がつけやすく、片づけや掃除の成果も見えやすいはず。「家の顔」である玄関を整えると、気持ちも一緒に整う気がしています。

◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。

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