「見える化」で腐らせない!すっきり冷蔵庫をキープする4つのマイルール

2024/06/25
  • 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>

こんにちは。

「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、Kota(コタ)です。

気温と湿度が高く、食材が傷みやすい季節がやって来ました。食品の管理がいつも以上に気になるこの時期は、冷蔵庫での保存が必要なものも増えるから、すっきり整えておきたいところ。

今回は「見える化」を意識した、食品をムダにしない冷蔵庫をキープするためのマイルールを4つご紹介します。

食材を1度にたくさん買わない

以前は週に1度まとめ買いをしていたけれど、今は週2〜3回の小分け買い派。1度に買う食材はレジかご1つぶんに収まります。これくらいの量だと、買い物後の冷蔵庫内にも十分な余裕が。

余白があるので食材が埋もれてしまうことがなく、使い忘れやダブり買いを防げます。新鮮なうちに使い切れるし、「早く消費しなきゃ!」というプレッシャーを感じなくて済むから、ココロの平和を保つ効果も。

さらに、モノが少なければ収納グッズを駆使しなくても、そのまま入れるだけで十分。

まずは家に入れる食材の量を控えめにすることで、整理がぐっとラクになります。

買い物直後の野菜室。一番買う量の多い野菜・果物でこれくらいです (じゃがいもと玉ねぎは別に常温で保存)

収納ケースを多用しない

便利な収納ケース類も、冷蔵庫内ではあまり使わないようにしています。理由は、中身が見えにくくなるのと、取り出す時の手間が増えるから。

常にストックしていて、収納ケースに入れた方が出し入れしやすい納豆や粉類、ハム・ベーコンは、収納カゴを定位置にしているけれど、変動が激しいそのほかの食材はそのまま冷蔵庫へ。

こうすれば、扉を開けるだけで在庫が見渡せて、取り出す時もワンアクションでOKです。見えていると手に取りやすく、いちいちケースを引き出す必要がないので、面倒くさい気持ちも起こりにくい。

収納ケースを最小限にして「見える化」を推進したら、アクション数が減って、食材の回転率が上がりました。

収納ケースを使っているのは、この3か所だけ

保存容器は「透明」一択

見た目より使い勝手重視の冷蔵庫には、透明な保存容器が必須アイテムです。白で統一すれば、色が氾濫せずにすっきり見えるのは間違いないけれど、どうしても中身を忘れがち。使い忘れを防ぐには、ラベルを貼ったり、フタを開けて中身を確認したりする必要が。

その点、透明な保存容器なら、何がどこに入っているか一目瞭然。使い忘れを防げるのはもちろん、残量までパッと分かるから献立決めもスムーズです。

愛用しているのは、iwakiの『パック&レンジ』とジップロックのコンテナー。iwakiの容器は耐熱ガラス製で変色やニオイ移りがなく、脂がついても落としやすいので、残り物やつくり置きを入れるのにぴったり。軽くて扱いやすいジップロックは、洗ったり茹でたりした食材を保存するのに使っています。

使わない時は重ねてコンパクトに収納できるのも◎。フタと容器を別々にしておくと使いやすいです

冷蔵室の食品は手前にそろえて並べる

冷蔵庫で一番スペースが広く、使いやすく収納するのが難しい冷蔵室。

パズルのように食材を詰めていきがちだけれど、わが家では「とにかく手前にそろえて置く」を実践しています。見えづらく、手前のものを移動させないと届かない奥のスペースはほとんど使っていません。

手前に限定すれば、冷蔵庫の扉を開けた時に在庫がひと目で分かるのがメリット。奥の食材を取り出すプチストレスと無縁でいられるのは、想像以上に快適です。

手前だけで収まらなくなってきたら、食材が多すぎるサイン。日持ちしない残り物やつくり置きを優先的に消費します。

この方法だと収納力は落ちるけれど、使いやすさは抜群。

冷蔵室の奥にある冷気の吹き出し口をふさがないので、庫内が冷えにくくなることもありません。余分な冷却運転がいらないから、節電にもつながっているはず。

〇の部分に置いているのは、写真に写っているぶんだけ。奥には何もありません

さいごに

食材が傷みやすいうえ、保管するものが増えて冷蔵庫がパンパンになりがちなこの時期は、収納を見直す良い機会。

家族の人数や生活スタイルによってちょうどいいやり方は様々だけれど、わが家の場合、今回ご紹介した4つのポイントで食材をダメにしてしまうことが激減、家計には大きくプラスになりました。

使いやすさがアップすると料理に向かう気持ちが軽くなるし、フードロスが減って環境にも優しい。まさに良いことずくめです。

◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。

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