地味だけど暮らしの要(かなめ)!ゴミ箱こそ「これがいい!」を選ぼう

2024/08/20
  • 元客船乗組員。夫は現役船員のため、年の2/3は完全ワンオペ育児中。乗組員時代の狭小船室生活と10年間のワンオペで学んだ、1人でも無理なくまわせるシンプルなモノの持ち方、暮らし方を発信中。もっと見る>>

こんにちは。

「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、Kota(コタ)です。

みなさんのお家では、どんなゴミ箱を使っていますか?100円ショップで買えるものから数万円するものまで価格帯が幅広く、選ぶのが意外と難しいアイテムですよね。

今のものがベストではないと感じていても、「ゴミを捨てるだけだから…」と、他の家具や家電に比べて、後回しにしてしまいがちかもしれません。

でも、ゴミは一日に何度も出るもの。「これでいいや」ではなく、今の暮らしにフィットする「これがいい!」が見つかると、家族のゴミを捨てるハードルが下がり、ラクにきれいをキープできるようになるはず。

今回は、そんな暮らしの要(かなめ)、わが家のゴミ箱の「これがいい!」ポイントを3つご紹介します。さまざまなタイプを遍歴して、現在はイセトーの「壁掛けダストボックスMeluna」(ネット価格1,000円前後)を愛用中。

壁掛けにできる

壁に沿う半円型で、付属のストッパーや別売りのマグネットを使えば、簡単に壁掛け式に。壁面を有効利用できるのはもちろん、浮いているので床の掃除がラクちん。ゴミ箱を持ち上げたり移動させたりせずに、そのまま掃除機やフロアワイパーがけができてとってもスムーズです。

また、動線を妨げないので、子どもたちがゴミ箱にぶつかったり倒したりすることが激減。散乱したゴミの片づけという余計な家事も減りました。

さらに、ちょうどいい高さで使えるのもポイント。ゴミ箱自体の高さは約32cmで、床置きすると少しかがまないと捨てにくいサイズ感。でも、壁掛けにすれば、取りつける位置によって高さを自由に変えられます。

わが家では、身長128cmの次女に合わせて、床から65cmのところに設置。大人にとっても使いやすい高さだから、ゴミを捨てる時の「面倒くさい」が起こりにくくなりました。

ゴミは一日に何度も出るし、床掃除も毎日のこと。壁掛けにする小さな変化が、大きなラクにつながっています。

ピンを3本使うだけ(ネジを併用すると強度がアップ)で取りつけが簡単
この高さだと家族みんなが捨てやすく、フタがなくても中身が見えにくい

お手入れが簡単

ポリプロピレン製で、お手入れが簡単なのも助かります。リビングのゴミ箱は、子どもたちがさまざまなゴミをそのまま捨てるので、どうしても汚れがち。

以前は本体の汚れを防ぐために、ビニール袋をセットするタイプを使っていましたが、袋を取り替えたり、ぴったりサイズの袋を買い置きしたりが地味に手間でした。

今は潔く、ビニール袋なしの直接捨てるスタイル。ふだんのお手入れは、ゴミの回収日にアルコールスプレーを使って拭き上げるだけ。汚れがひどい時は洗剤を使って丸洗いしています。薬品に強い素材だからお手入れに気を遣う必要がなく、約500gと軽いので持ち上げるのもラクラク。メンテナンスが億劫になりません。

簡単に清潔な状態をキープできるのは、子どもと一緒の暮らしでは特に大切なポイントです。

存在感が小さい

スタイリッシュなデザインやインテリアのアクセントになるものでなければ、ゴミ箱はできるだけ目立たせたくないですよね。

わが家のリビングダイニングはモノが少なめで、ひとつひとつが目に入りやすいので、生活感のあるゴミ箱をいかに空間に溶け込ませるかは、気を遣っている部分。

そこで、リビングの入口からは見えない場所+白い壁になじむ色を選びました。これなら、ゴミが一番出やすいダイニングテーブル近くにありながら目立ちにくい。存在感は抑えつつ、役割をしっかり果たしてくれています。

面積の大きい壁と色を合わせて、すっきり見えを狙っています
リビングの入り口からは見えません

さいごに:今の暮らしにフィットするモノ選びで、QOLを上げよう!

暮らしの移り変わりに合わせて、ゴミ箱はこれまで何度か更新してきたアイテムのひとつ。その用途から、他の家電や家具に比べて選ぶ時の熱が入りにくいけれど、部屋をすっきり保つためには欠かせないモノです。

まずは自分が求める条件を整理して、それを満たす「これがいい!」を探してみる。そうして今の暮らしにちょうどいいモノが見つかると、ゴミを捨てるたび、床を掃除するたびに「便利!」「ラク!」とちょっぴり気分が良くなるはず。

そんなモノが増えていくと、家がますます居心地の良い場所になっていくと思います。

◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。

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