「コンポスト」微生物の力で生ごみをなくす。すてない暮らし始めませんか?
食や暮らしに関することを中心に❝心がトキメク❞情報を発信している、サンキュ!STYLEライターのyumekaです。
みなさんは「コンポスト」という言葉、聞いたことがありますか?
どうやら、家庭から出る生ゴミや落ち葉などの有機物を微生物の働きを活用して発酵・分解させ堆肥に変えるための容器や施設、そのプロセス自体をいうそうです。
今回は、先日マルシェに行った際に発見した、魅力的な「LFCコンポスト」についてご紹介します。
半径2Km圏でつくる食の循環
食べる⇒生ごみが出る⇒コンポストに入れる⇒堆肥を作る⇒野菜を育てる…
【この複雑な世の中で、忙しい人が自分事としてものごとに取り組むのは半径2km】とLFCの代表の方は言います。
日々の暮らしと土の改善をつなげることや、忙しい人でも参加できること、小さな単位での食の循環であること、その3つの解決策を導き出したときにたどり着いたのが「コンポスト」だったそうです。
LFCコンポスト
グレーを基調としたバッグ型のスタイリッシュでおしゃれなデザインが魅力です。「コンポスト」と聞いて、いかにも箱!みたいなものを想像していた私にとっては、とても衝撃的でした。
どうやら、都市部のマンションでの使用を考えて開発されたものらしく、納得です。中に生ごみが入っているなんて想像がつきません。また、こちらのコンポストバッグ、ペットボトルや廃プラスチックの再生生地でできているそうで、環境への優しさがにじみ出ています…!
そんなバッグに見惚れていると「こちらが実際に使用しているものです」と…。私のすぐ側にあったコンポストバッグが、なんと実際に使用されているものでした。
何が衝撃的だったかって、全く臭わなかったこと。
中には、お肉の骨や、果物の皮、野菜…
正直、生ごみが20㎏も入ると考えるだけで、臭いのでは?と疑っていたので反省です。
臭わない理由は、生ごみを分解する基材が独自の黄金比を採用し、堆肥化までの分解を速め、悪臭を抑えているとのこと。これなら家の中においても大丈夫!と確信した瞬間でした。
また、ファスナーをしっかりとしめることで、虫の侵入を防ぐこともできるそうです◎
コンポストの使い方
生ごみを堆肥にするなんて難しそう!と思う方も多いはず。しかし実際は想像の何倍も簡単でした。
①専用トートバッグに基材を入れ、風通しが良く雨があたらない屋外に透過性のある網台などの上にバッグを設置する。
②基材の中央付近に穴をつくり、1日約50〜400gの生ごみを投入する。
③スコップなどで混ぜて、バッグのファスナーを閉める。
④生ごみの投入と混ぜるを約1〜3ヶ月間繰り返す。
入れても良い生ごみは、肉・魚・野菜・果物の皮・調理くず・お菓子・コーヒー・茶殻・食べ残しなど。
「初めてなのでやり方が分からない」「トラブルが起きたときはどうしよう」など、コンポストを続ける上での不安や悩みは、プロがリモートでサポートしてくれるので、安心して使用することができます。
コンポストを覗くことが毎日の楽しみに
コンポストは、生ごみの臭いに困っている方や、家庭菜園に自家製の土をつくりたい方、家庭で野菜をつくってみたい方におすすめです。
冬の間コンポストで土を作り、春になったら野菜を作る。
私はそんな生活に〝トキメキ〟を感じました。
みなさんも、家族や子供たちと、エコを大切にした暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
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〇この記事を書いたのは…yumeka
杜の都仙台に住む2児ママ。
食や暮らしに関することを中心に❝心がトキメク❞情報を発信中。
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