アドベントキャンドル

クリスマスを愉しもう!アドベントキャンドルってどうやるの?

2024/11/27
  • 北欧インテリアが大好きな凸凹キッズの母。暮らしを整え穏やかに過ごす方法をご提案! もっと見る>>

テーブルウェアスタイリスト・整理収納アドバイザーであり、暮らしを愉しむのがモットーの村上弥生です。
もうすぐクリスマス!ワクワクが止まらない私。一年で一番好きなイベントです。
クリスマスを全力で愉しむためのわが家の定番アイテムの一つ、アドベントキャンドル。今回はこのアドベントキャンドルの意味ややり方をご紹介します。

アドベントキャンドルとは?

アドベントキャンドルはドイツ発祥のクリスマスの伝統的なクリスマス装飾です。
初めてアドベントキャンドルを作ったのは、ハンブルグの神学者ヨハン・ヒンリッヒ・ヴィヘルン。ラウエスハウスという福祉団体の創設者です。ラウエスハウスには子どもの施設もあり、学校に行くことのできない子どもたちに読み書きを教えたり、暖かな共同生活を通して、キリストの愛を伝えようとしました。
クリスマスは子どもたちにとっても楽しみなイベント。クリスマスが近づくと、「あと何日でクリスマスなの?」とヴィヘルンさんに聞いていたそう。そこで、ヴィヘルンさんは子どもたちがクリスマスまでの日数が一目でわかるものを作ります。
それがアドベントキャンドルです。
彼が作ったのは、馬車の車輪にクリスマスまでの日数分のキャンドルを立て、毎日1本ずつ灯していくもの。
このキャンドルを見て、子どもたちはクリスマスまでの日々を数えて待つようになったそうです。

とても暖かなエピソードですね。ほっこりします。

アドベントキャンドルの意味

アドベントキャンドル

では次にアドベントキャンドルの意味をご紹介します。
「アドベント」とは到来という意味。キリスト教においては「キリストの到来」という意味だそうです。
12月25日(キリストの誕生日)の週の4回前の日曜日から24日までをキリスト到来への準備をするアドベント期間としています。

アドベントキャンドルは、常緑樹で作られたリースやアレンジメントに4本のキャンドルを立てたもの。
アドベント期間の毎週日曜日に灯します。
4本のキャンドルには意味があります。

1本目(1週目)・・・「予言のキャンドル」希望。希望の未来を願って灯します。
2本目(2週目)・・・「天使のキャンドル」平和。家族や世界の平和を願って灯します。
3本目(3週目)・・・「羊飼いのキャンドル」喜び。日々の暮らしに感謝して灯します。
4本目(4週目)・・・「ベツレヘムのキャンドル」愛。愛することに感謝して灯します。

クリスマスという聖なる日に向けて心を整えていくためのものがアドベントキャンドルなのですね。

作ってみよう!

アドベントキャンドル制作

アドベントキャンドルを作る時間も愉しみましょう!
クリスマスミュージックを聴きながら。
キャンドルを灯して。
あたたかい飲み物も用意して。

心地よい空間で、ホットコーヒーの香りともみの香りに包まれながら無心で作業しているととてもリラックスしてきますよ。

アドベントキャンドルの材料は、
リースやアレンジメントと4本のキャンドルです。
おすすめは生花タイプのアレンジメント。水をあげていればクリスマスまでフレッシュな状態で楽しめます。
生花用のオアシスを使ってくださいね。
キャンドルはお好みのものを。教会に飾る場合はキャンドルの色にも意味がありますが、自宅で愉しむ場合は自由でOK。サイズも自由に。灯す時間を考慮して選ぶと良いと思います。

灯し方

アドベントキャンドル灯してる

1週目の日曜日から1本づつ灯していきます。
4週目の日曜日には4本のキャンドルが灯っているということです。
家族団らんの時間や、ゆったりくつろぎタイムに、意味をちょっと意識しながら灯してみると、なんだか心が落ち着きますよ。

※注意!
灯している間はそばを離れずに。火事になったら大変です!

5本目のキャンドル⁈

キリストキャンドル

実は5本目のキャンドルも存在します。
5本目のキャンドルは、「キリストキャンドル」です。イエスキリストの誕生を祝福するためのキャンドルです。
これはアドベントキャンドルの4本のキャンドルの真ん中にセットしても良いですし、別物にしても良いそう。
私は飾っておきたいのでこちらも用意しています。

クリスマス思いっきり楽しもう!

クリスマスレイアウト

大人も子どももワクワクするクリスマス。
思いっきり愉しんで、今年1年を締めくくりましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。

◆記事を書いたのは・・・村上弥生
テーブルウェアスタイリスト・整理収納アドバイザー。
「暮らしを愉しむ」がモットーの歳の差凸凹キッズの母。

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