【子育てママ必見!】年末年始は「マネー教育」のチャンスがいっぱい!
いよいよ、12月も半ば。
お子様がいるお家は、冬休みやイベントの準備など、いろいろと忙しい時期ではないでしょうか?
年末年始は、イベントも多く、子どもとお金について話をする機会がたくさん。
子どもに「マネー教育」をするチャンスがいっぱいなんです!
今日は、子育てママ必見!
お家で簡単にできる「マネー教育」についてお伝えします。
なぜ、今「マネー教育」が必要?
2022年から、学習指導要領の改訂により、高校でも金融教育がスタート。
私も、ファイナンシャルプランナーとして、PTAなどから「マネー教育」についてのご依頼をいただくことも増えました。
「お金」は生きていく上で必要不可欠なもの。
稼ぐ、使う、貯める、借りる、の他、近年は資産運用など「ふやす」ことも加わり、
お金と正しく付き合っていくには、子供の頃から必要な知識や情報をきちんと学ぶことが必要になってきています。
お家でも日常生活に「マネー教育」を取り入れることで、お子様のマネーリテラシーを高めてあげましょう!
クリスマス、「ものを大切にすることはお金を大切にする」学びを。
子供にとって、クリスマスプレゼントは年末で一番のお楽しみ!
ただ、せっかく準備したプレゼントにすぐ飽きてしまうお子様も、少なくないですよね・・・。
この機会に「ものを大切にすることは、お金も大切にすること」だと教えてあげてみてはいかがでしょうか?
日頃「ものを大切にしなさい!」とガミガミ言っても反応がないお子様には、
「サンタさんが心を込めて準備してくれたプレゼント」と伝えてみることで、
夢をふくらませながら、学んでもらう機会にしてみましょう!
お年玉は「お金は使ったら、なくなる」学びを。
年始、子供の楽しみといえば「お年玉」。
ついつい「貯金しなさい!」と言ってしまいがちなママが多いですが、
あえて子供に自由に使わせることで、「お金は使ったら、なくなる」とという学びの機会にするのもオススメです。
現代はキャッシュレス決済がふえ、
「カードやQRからお金が無限に出てくる」と錯覚してしまうお子様も増えています。
「お金は使ったら、なくなる」
「よく考えて使わないと、本当に使いたい時にお金が使えなくなってしまう」
という感覚を養ってもらう機会にしてみましょう!
ふるさと納税では寄付のしくみを。
この数年で利用者が格段に増えた「ふるさと納税」。
自分の故郷や、応援したい自治体を選んで寄付ができ、
実質2,000円の自己負担のみで応援したい地域から返礼品として、名産品や宿泊券などをもらえる制度です。
このふるさと納税をお子様と一緒に行うことで、「寄付」という考え方についても学んでもらう場に!
寄付の仕組みや返戻金を選ぶ楽しさの他、
自治体が取り組むまちづくりや復興支援など、寄付金の使い道を指定できることも伝え、
「他人にも感謝される」寄付のしくみを知る機会にしてみましょう!
年末年始の買い物では、物価高や為替の学びを。
年末年始は買い物の機会がふえますね。
冬休みで、お子様と一緒にスーパーに行くことも多くなるのではないでしょうか?
「子供との買い物、時間がかかって嫌だな・・・。」
「お菓子やおもちゃ、余分な買い物が増えてしまって、できれば行きたくない・・・。」
そんな風に感じるママも多いかと思います。
そんなお子様との買い物も、ぜひマネー教育の場にしてみましょう!
「前は100円だったキャベツ、300円になってるね。
同じ1,000円を持って行っても、同じだけのキャベツは買えないね。」と、
物価が上がるとお金の価値が下がることを話してみましょう。
また、パンの材料を見ながら
「外国からの輸入に頼ってるものがほとんどだね。だから、円安になるとものの値段が上がることにつながるよ。」など、円高・円安という為替の仕組みについて話してみるのも面白いかもしれません。
毎日の買い物も、物価や為替など、お金の学びの場にしてみましょう!
大切なのは、子どもに「お金」を身近に感じてもらうこと!
クリスマス、お年玉、ふるさと納税、買い物・・・。
年末年始の「マネー教育」のチャンスについてご紹介しました。
とにかく、一番大切なのは、子どもに「お金」を身近に感じてもらうこと!
ぜひ身近な出来事を通して、お家でも「マネー教育」を取り入れてみてくださいね。
★この記事を書いたのは…サンキュ!STYLEライター しまおか美鈴
毎月赤字の浪費家銀行員→住宅ローン完済を実現!
マネー(お金)とライフ(くらし)のスタイリストとして活動中のファイナンシャルプランナー。
家事に、育児に、仕事に毎日忙しい女性でも取り入れやすい貯蓄や資産運用の仕組みづくり、頑張りすぎない家計管理のコツを発信しています。