もったいない!お気に入りのグロスを使い切る方法
主婦の身近なトピックなら何でも書く、サンキュ!STYLEライターの山名美穂です。
チップ式のリップグロス。容器の端や底にグロスが残ってしまう事、ありますよね。もったいない!最後まで使い切れないか、検証しました。
容器の側面や底のグロスにチップが届かない…
チップ式のリップグロスは、容器側面や底にグロスが残りがちです。チップをぐるぐる回しても届かない……。振ったり逆さにしたりしても、硬めのテクスチャだと降りてきてくれません。なんとかできないでしょうか。
中蓋を外す
まずはグロスのチップを抜いてみてください。容器の先に中蓋があれば外します。
写真のグロスは、手で引き抜く事ができました。硬い場合は、適宜ペンチなどを使ってください。ケガのないように注意!
チップの可動域が広がる
中蓋を外すことでチップの可動域が広がり、両端についているグロスに届くようになります。
チップが容器内の壁面に当たっているのが、見えるでしょうか。
チップを大きく動かすと、このくらい取れます。ちなみに、中蓋を外した状態で外蓋をはめられますが、チップを出し入れするところがベタつきます。グロスが柔らかいと漏れてしまうかもしれません。この状態でバッグに入れて持ち運ぶのはやめたほうがよさそうです。
問題は「底」
中蓋を外してグロスを取れるのは、左右だけ。チップの柄が長くなるわけではないので、底までは届かないのは当たり前ですよね。そうなると、綿棒や細いブラシなどを入れてすくい上げるしかありません。上の写真は、綿棒で中身を取っている途中です。さらにかき出す作業を繰り返せば、もっと使えるはず。
使い切れる!でも「気になる点」も……
かき出せば使い切れそうですが、気になる点も……。それは「チップが潰れて硬くなる」ことです。グロスに届かなくなるまで使ったチップは既に潰れ気味。それを更に、容器の内側に擦り付けるのだから、本来ふんわりしているチップはかなり硬くなってしまいます。本来唇にポンポンと軽く乗せられるグロスを、押しつけて塗るようになる。その触感は綿棒を使っても同じです。チップではなく、筆タイプなら違うかもしれません。
新しいものと使い切った後のものを比較したのが、上の写真です。手前が古いほう。見えにくいですが、チップの特に「凹」部分が、ぺしゃんこになっているのが分かるでしょうか。
残りは「家で」使って
先述しましたが、中蓋を外した時点で中身が流れ出る可能性もあります。外出時にスマートに使いたいなら、通常の使用法で、チップが届かなくなったら終わりと考えた方がいいでしょう。
自宅で使うなら、中蓋を外したりかき出したりするのもアリかもしれません。唇に乗せる際は使い捨てのチップや清潔な指先などで、優しく唇に塗ってください。
お気に入りのグロスを最後まで使いたい
せっかくなら最後まで使いたい、リップグロス。もしお手持ちのグロスが中途半端に余っているようなら、試してみてください。
■この記事を書いたのは…山名美穂
サンキュ!STYLEライター。主婦の身近なトピックをマルチジャンルで執筆中。ウェブ記事執筆・掲載実績多数あり。ブログ・小説も書きます。文章大好き主婦。