おいしいの?「加熱用バナナ」を食べてみた
主婦の身近なことなら何でも書く、サンキュ!STYLEライターの山名美穂です。
スーパーで発見した調理用バナナを、料理して食べてみました。
調理用バナナ
その名の通り、加熱して食べる料理用のバナナです。
熟しても、普通のバナナのようには甘くならないとか。
今回入手したのは、フィリピン産 41円(税込)/100g、1本で53円(税込)でした。
どうやって食べる?
調べたところ、蒸す・茹でる・煮る……など。
原産地では、お芋のような主食的立ち位置なんでしょうか……。
バナナを茹でるとか想像が追いつきません。
インドネシアの揚げバナナ「ピサンゴレン」とさつま芋の天ぷらをイメージして、衣をつけて揚げることにします。
皮、分厚く硬い
皮が厚く、硬いです。
手では剥けないので、包丁を使いました。
皮をむいたらバナナっぽい
ちょっとゴツゴツした、色白のバナナですね。
切ってもバナナ
バナナです。
1.5cmの厚さでそぎ切りにしました。
揚げます
市販の天ぷら粉を溶いたものをつけて、油で揚げます。
野菜の天ぷらをイメージして、160℃で約4分。
途中で一度裏返しました。
出来上がり。
見たまんま、スライスしたバナナの天ぷらですね。
アツアツのうちにいただきます!
なんだろうコレは……
なんでしょう、このなんとも形容しがたい食べ物は。
調理用バナナ、基本的に無味、水分少なめ、飲み込んでからかすかにバナナの青くささ。
さつま芋やじゃが芋にあるような、甘みや粘りはありません。
なんだろう、コレは。
家族の反応
さつま芋の天ぷらと共に、その日の食卓へ。
息子はひと口食べて無言で拒否。
まだ帰宅していなかった配偶者には出す勇気もなく、ひとりで食べました。
お塩ふったり、マヨネーズつけたりしましたが、どれも「なんか違う」。
天つゆに浸してみた
二切れ残ったので、翌日温め直して天つゆに浸してみました。
衣全体に味がしみて、青くささもほぼ感じず。
コレはコレでありのような、バナナ本体の味はないので、バナナである必要がないような。
ともかく完食!
最後に
今回は「?」な結果になりましたが、調理法に改善の余地が多分にあるように思いました。
感じた青くささや硬さは、バナナがもっと熟していれば気にならなかったかも知れません。
日本でも、調理用バナナを食べる習慣がある地域、あるのでしょうか。
初めての調理用バナナ、トライできてよかったです。
なかなかお目にかかれない食材、見かけたらまた買っちゃう予感がしています。
■この記事を書いたのは…山名美穂
サンキュ!STYLEライター。主婦の身近なトピックをマルチジャンルで執筆中。ウェブ記事執筆・掲載実績多数あり。小説も書きます。文章大好き主婦。