【旬食材】長芋の茶色の粉は付けたまま保存してね&メイン食材ふたつだけで作れるお手軽副菜レシピ2選
食育インストラクターで料理家の菅智香です。
この記事では寒くなる季節に旬を向かえる「長芋」の正しい保存方法をご紹介します。保存期間が長く、調理方法によってさまざまな食感を楽しめる長芋は自宅にあると献立を考える際に重宝しますよ。
あわせて、メイン食材は長芋とあとひとつだけ!簡単に作れるおすすめ副菜レシピをふたつご紹介します。ぜひチェックしてくださいね。
長芋は茶色のくずを付けたまま保存して!
長芋は断面に茶色の粉のようなものが付いた状態で販売されていることが多いですよね。この茶色の粉の正体は木からできている「おがくず」です。
長芋は乾燥に弱く、適度な湿度を保つ必要があり、「おがくず」はその湿度調整を担ってくれています。そのため、長芋は、付着しているおがくずを洗い落とさず、おがくずが付いたまま保存したほうが長芋のおいしさをキープできますよ。
お弁当に!ちくわと長芋の甘辛炒め
長芋のシャキシャキ食感が良いアクセントになったひと品です。濃いめの味で冷めてもおいしくいただけるのでお弁当のおかずにおすすめですよ。
材料
ちくわ 3本
長芋 40g程度
みりん 小さじ2
しょうゆ 小さじ2
ごま油 小さじ1
作り方
(1)ちくわを半分の長さに切る。
長芋はちくわの穴に入る大きさに切って詰める。
(2)フライパンにごま油を入れて中火にかけ、ちくわを炒める。
(3)ちくわに焼き色がついたらみりん、しょうゆを加えて全体に絡めて完成。
おつまみに!長芋マッシュポテト
長芋を加熱して潰すとねっとりとした味わいを楽しむことができますよ。生ハムとクリームチーズの塩気が加わればおつまみにぴったりのひと皿が完成します。
材料
長芋 300g
生ハム 40g
クリームチーズ 20g
コンソメ顆粒 小さじ1/2
作り方
(1)長芋の皮を剥き、厚さ1cm程度の輪切りにする。
(2)耐熱皿に長芋をのせてラップをし、電子レンジ600Wで5分加熱する。
(3)生ハム、クリームチーズを小さめに切る。
(4)長芋を潰し、生ハム、クリームチーズ、コンソメ顆粒とよく混ぜ合わせる。
お好みで粗びき黒こしょうをかけて完成。
長芋はおがくずを落とさずに保存すれば、野菜の中では比較的長期間保存できる野菜です。スーパーで何を買おうか迷ったら、とりあえず長芋を買っておきましょう。あとひと品欲しい!というときに重宝しますよ。
◆記事を書いたのは・・・菅智香(かんともか)
育児料理アドバイザー、食育インストラクター、受験フードアドバイザー。子どもに食べさせたい料理、子どもと作りたい料理のレシピ開発・提案、食品メーカーのレシピ開発等行っています。