共働き夫婦の、妻がやめ、夫が始めた家事5選。
こんにちは。暮らしにまつわるあれこれを幅広く執筆するサンキュ!STYLEライターのあやをです。
我が家は共働きで、私もフルタイムで働いているので、当然家事だって”共働き”
私と夫は日々、ほぼ同じだけ家事をこなしています。今回は、そんな我が家の家事事情についてお話したいと思います。
家事は私がやらなくちゃ...と思い込んでいた結婚当初
結婚当初、完璧主義の私は、家事は全て「私が」やらなければいけないと思い込んでいました。朝から晩まで働いて疲れ切っているにも関わらず、仕事帰りにスーパーで買い物をし、夕飯を作り。せっかくの土日も朝から掃除洗濯と、仕事と家事に追われて疲弊する毎日。
そんな無理がたたったのか、結婚後一年ほどで体調を崩してしまった私。結果、仕事も家事もままならない状態に...。そして気付いたのです。あれ、そもそも何で共働きなのに私が全部やらないといけないんだっけ?
もともと夫も一人暮らし経験が長く、家事はそれなりにできる人でしたが、当時は家事の「当事者意識」がやはり私よりは低かったように思います。
それ以来、徐々に家事への認識を改めていき、夫とも事あるごとに話し合いながら、今では”共働きなんだから家事も当然「共に」やるべき”という共通認識のもと、夫と協力して家事をしています。
現在、主に夫が担当している家事
1、平日の朝ごはん
以前は、お互いバラバラに食べていた朝ごはん。今は、毎朝夫が用意してくれています。週末に野菜スープを大量に作って冷凍し、朝ごはんで出してくれることも。朝は、女性の方が身支度に時間がかかるので、これは非常にありがたい!
2、平日の洗い物
平日の夜は、終業時間の早い私が夕飯を作っているので、洗い物は夫が担当!夫は帰りが遅いので、私は先に夕食を1人で済ませ自分の食器を食洗機へセット。その後、夫が帰宅したら改めて夕飯を用意するのですが、それまで食洗機も回せず、調理器具も洗えないので、そこは食後の夫に任せています。
3、土日の夕ご飯
平日5日間私が夕飯を作っているので、土日の夕飯は主に夫が作ります。平日は時間がないからと、冷凍食品などに頼ることも多い私に対し、土日は時間があるので結構手の込んだものをいつも作っている夫。今では、私より料理の腕が上がっているかもしれません...。
4、お風呂掃除
我が家では、毎日の入浴時に簡易掃除を、週に一度、週末にしっかりとお風呂掃除をするのですが、週末の掃除は夫が担当しています。浴室の上の方など、私では届かないところも夫であれば手が届くので、私より夫がやる方が◎
5、ゴミ出し
これはもともと夫がやってくれることが多かった家事ですが、だいたい、ゴミが溜まってきたタイミングで私がゴミ袋を玄関のところに持っていくと夫が出しに行ってくれる、というパターンが多いです。
家事に対する考え方
この5つは明確に役割を決めているわけではありません。だからもちろん、上記のことを私がやることもあるし、上記以外のことを夫がやることもあります。
我が家の家事に対する考え方は「気づいた方がやる」「手が空いている方がやる」です。
やらなければいけない家事は決まっているので、それを2人でどう効率良くこなすかを互いに意識し、終わっていない家事があったらその時にできる方がやる、ということを習慣にしています。
だから、私が洗い物をしているときにソファに洗濯物が積まれていたら夫がたたむし、夫がお風呂掃除をしている間に私はトイレ掃除をします。また、洗濯機を1日に2度回すのであれば、1回目の洗濯物を夫に干してもらっている間に私が次の洗濯をセットする、といった具合で協力して家事をしています。
家事を「共に」行う上で気をつけている2つのこと
1、やってもらったら必ず「ありがとう」と言う
これは「お互いに」です。夫と私、どちらが何をやった場合にも「ありがとう」と言う。これもルールというわけではないけれど、自然とそうしています。家事の一つ一つがどちらがやっても良い(自分がやっても良い)もので、それを相手がやってくれたことに対する感謝です。だから我が家では毎日何度も「ありがとう」が交わされています。
2、自分の家事ルールを押し付けない
かつては家事を私の役割だと思い込んでいたというのもありますし、元々、夫より私の方が家事に慣れていたので、最初の頃は、夫が何をやってくれていても「やり方が違う!」と口を出したくなりました。でも、夫としては当然面白くないですよね...。家事を「2人の仕事」と考えるようになった今、気をつけているのは、夫に私の家事ルールを押し付けないこと、そしてそのためには、出来るだけ夫が家事をしているところを見ないこと!(見ていると、気になってしまうので...)後からどうしても気になることがあれば、その部分だけ私がやれば良いや!と割り切っています。
仕事が「共働き」なら家事も「共働き」であるべき、という夫婦の共通認識のおかげで、今では家事が随分楽になり、心の余裕を持てるようになりました。
これからも、互いに相手がやってくれることを当たり前と思わず、感謝の気持ちを持ち続けながら、共に家事をしていきたいと思います。
◆記事を書いたのは・・・あやを
インテリアも節約も収納も料理もそこそこな肩書き迷子。強いて言うなら暮らしにまつわるあれこれを幅広く執筆する「暮らし」のオールラウンダー。お金好きが高じてFP2級を取得。暇さえあれば本を読んでいる読書家。Instagramでも定期的に読んだ本を紹介しています。